いまブログを書こうとしてネットを開けたら、安倍首相辞任意向の表明とのビッグニュースが出ていました。
うーん、やはり。
なんといいましょうか、オーストラリアでの職を賭するという発言のときのテレビ画像での「うるうる感」は気が弱くなったというのか、気が細くなったというのか、本当に政治と無関係に、安倍首相の肩を叩いて、はげましたくなる雰囲気がありました。
なんと、今朝小沢代表と党首会談を申し込んで断られて、そこで最終決断したとか、なんと人がいいというのか、弱いというのか、上品過ぎます。
ともあれ、野武士とは反対のような人柄だったのですね。これじゃ、順風満帆でなくなればこのような顛末を迎えるかもしれないとは、周囲の人達は分かっていたのではないでしょうか。
安倍首相には、奈良の東大寺にいるような仁王さんが二人くらい必要だったのでしょう。前の官房長官はひどすぎたし、いまの官房長官も仁王さんにはほど遠いし、若い頃の小沢党首みたいな仁王さんが必要だったのでしょう。
これで、政治的に政治トップとしての再起は無理ですね。細川元首相のように、陶芸三昧とかなにか政治を超越したようなことをやってほしいものです。中国、韓国との関係などをよくしたので、国際関係の財団のトップでもなることをかんがえたらどうでしょう。まったく余計なお世話でした。すみません。
自民党、公明党、首相が職を投げ出したのに、怒る人が沢山いるでしょう。代表質問の直前です。前代未聞です。でも気持が萎えてしまったのでしょう。安倍首相、やはりあんがい普通の人だったのです。しかし、代表質問に答える、代わりを決めねばなりません。
もうすでに、小沢代表の「政局路線」は大成功です。大大成功です。スロットマシーンで言えば、じゃらじゃらと際限なく機械からなにかが出てくる状態です。
小沢代表と対抗出来る人、もしくはまったく波長の合わない人などが候補になりますが、誰でしょう。わたくしは、福田さん、待望論がでるとおもいます。でも、いっときのしのぎでしょうから、茫然自失の自民党としては、麻生幹事長も候補にするでしょうが、どうなのでしょう。元首相の孫路線を続けるのは、危ない賭けでしょう。だいたい、麻生幹事長が次の総理は誰がいいのか、それを決める舞台回しをしないといけません。
誰かが言ってるように、大連立というのもあります。このさい、小沢代表にやってもらう、という大奇策ですが、小沢代表が受けるはずがありません。
面白いなどと、言ってはいけないのですが、床屋政談を長年やって来たわたくしにとってはかなりおもしろいです。ただ、話の相手をしてくれる、人がいません。
けさ、サッカースイス戦、見ました。4−3で勝ちました。入れた4点、全部しっかり見ました。
勝てば官軍、しばらくは監督批判はしにくい感じです。というか、しません。
走る案山子の巻選手も俊輔の見事なアシストで一点入れました。
最後の矢野選手のロスタイムの一点は痛快でした。
スイスの新聞はどう報じているか、昔読んでいた、Journal de Geneveでは「深刻」との見出しででていましたが、フランス語のサッカー記事は長年読んでないので、ちょっと良く読めませんでした。しかし、日本選手の一人も名前が出て来ないのは、相変わらずです。まあ、この新聞はかなりレベルは低いので、気にすることはないですが。
昼過ぎからあった研究室のセミナーで猛烈な睡魔がきました、しばらく理由がわからなかったのですが、しばらく寝たら、なぜ睡魔が押し寄せてきたのか、その理由をおもいだしました。