二畳弱の新スペース、福田康夫氏は外柔内剛か

沖縄からT君が学会のあとで来訪。午前中はこんごの研究の進め方をはなしました。昼時に今出川通りを銀閣寺に向かって10分ほどあるいたところにある、そば屋Mにいきましたら、体調不良のため休みとのこと、ガッカリと同時にちょっと不安。そば道みたいなものに打ち込んでいる超真面目な店主さん、無理したのかななどと二人で話しました。それで、やはりしばらくいってないGに行きました。店の奥さんにお元気そうで、といわれてホッとしました。前回は先生はやせすぎ、といわれましたので。あの時からわずかに体重は上昇しているかもしれません。

それから、昼食後T先生と電話でしばらく話しました。なにかアイデアがないものかという話でした。

ここのところ引っ越し準備をしています。新スペースは二畳弱で、同室がわたくしも含めて7人です。狭い部屋なので、どういうことになるのか、わかりません。ですから、引っ越し作業は持っていくわずかなものを選別して、残りは段ボール箱に詰めて、これをいまの部屋にうずたかく積み上げて残していくということになります。工事は壁を壊すとかで、外気が入ってくるので、書類などはみな湿気を吸ってひどいことになるかもしれないと言われていますが、それじゃどこに置くのだ、ということになるのですが、そのあたりはまだ未定です。

いよいよ福田康夫氏が自民党総裁ですか。麻生氏は難しいようです。常識的にみてこれまでの政権の責任者の一人でしょう。
安倍氏の時もなだれをうつように圧倒的多数をとりましたが、今回もそうのようです。前回のケースから見て、今後政権が同じようなことになる可能性があります。福田さんの父親はお亡くなりになっていますが、元首相ですから、安倍、麻生氏のように首相の孫ではありません。また、戦後群馬県から4人目の首相になります。
福田氏がきのうあたりからテレビに非常に愛想がいいので、いよいよ出馬、なおかつ当選を確信しているものと推測しました。
福田氏は、紳士然として、冷静にしてシニカルなおかつユーモアというか洒落の一つや二つが楽々いえる、安倍しとはぜんぜん違います。それに72才ですし、ボンボンとはちょっといいにくい風格があることはまちがいありません。
官房長官としてもかなり良い成績がつけられたとおもいます。なにもなければ、首相として1年くらいは順調にもつかもしれません。しかし、安倍首相がそうであったようにいまのマスコミはすごいです。お金については、どんな小さな落ち度もみのがさず追求するでしょう。テロ特で民主党を追いつめる前に、自分というか新閣僚がやられてしまうかもしれません。そうなれば、またまたもみくちゃになり、福田氏がどれくらい強い人か試されるでしょう。

わたくしは、父親の福田赳夫氏の歩んだ道を見ると、非常な逆境を過ごしているので、それを子息である康夫氏はみているので、かなり打たれ強いかもしれないと思います。父親は大蔵省の役人の時に、昭和電工疑獄事件で逮捕されていますし、政界でもたしか党風刷新連盟とかいうものを作ってたった一人で孤立していた時期もあったはずです。それに田中角栄と壮烈な権力争いをやったものです。また大平氏に首相選挙で負けて、天の声にも変なのがあるとか、エピソードには事欠きません。それにほんとに強いのかどうか、将棋も碁も8段とか7段のはずです。
父親の激しい上がり下がりを見ている、福田氏は権力がなにか父親をみて知ってるのではないか、こう想像します。ですから、マスコミにもそう簡単に軍門にくだるとも思えないし、対応が興味深いです。もちろん小沢代表との対決もかなり面白うそうです。
そういうわけで、わたくしもどうなることやら、興味深々みていきたいとおもっています。
何を表にだしてくるかわかりませんが、融和的、ソフトな表向きと、それとは反対にかなりきつい内面をもった、外柔内剛でやってくると期待したいものです。外交も内政も、そういう特徴のような気がします。しかし、格別に将来ビジョンをもってるひとのようにはおもえません。

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