スエーデンの女性研究者、小沢氏について

きょうはスエーデンから客人がありまして、昼過ぎにセミナーがありました。
東京から大阪の移動日に京都で半日滞在してセミナーをしてもらうので、駅まで迎えにいきました。
カロリンスカのCSさんで5,6年前からおりおりにお会いしています。
同じ研究所のKEさんのところへ行ったときには、たしか妻も一緒でしたが、講演の後でストックホルムのお城のそばのなかなか由緒のありそうなレストランで彼女も一緒に食事をした記憶があります。
どうもその時が三人のお子さんのうちのいちばん小さい女の子の生まれる直前だったらしいのですがどうも記憶にありません。わたくしはなんかその時その古いレストランのテーブルが傾いていたような感覚があってそれが気になっていたのを憶えています。
セミナーのほうは、研究が非常に近いところがあるので、面白く聞け、いろいろ質問がありました。ラボのA君にとっては講演のあとの個人的な議論はとてもいい機会のはずです。
スエーデンもああ見えて、5.6年前でも教授クラスはほとんど男性という、日本とあまり変わらなかったのですが、最近はすごいいきおいで変わりつつあるというか、強制的に変えさせられているらしいです。女性主宰者にとってはかなりの追い風とのこと。CSさんは研究も非常に立派なので、たぶんこれからえらくなるのでしょう。肝心なポイントになると、力強い口調で議論ができるので、このあたりが彼我の文化の差を感じます。
昼飯は、例のお蕎麦やにいって、そのあと時間がギリギリでしたが、銀閣を見に行く時間を作れました。折角来たのですから、名所を一カ所くらい見ないと残念です。
食事後に大阪のホテルまでお連れします。

小沢氏は依然去就が明らかでありません。
毎日のネットの見出しが、小沢版天の岩戸今日決着か、とシニカルにありました。記事は見ませんでしたが、どうも代表に戻る可能性がだいぶ出てきたのでしょうか。
小沢氏をお守りする、お三方大変でしょうね。しかし、そばにいるだけに、この人の長所はよく分かっているのでしょう。短所はもちろん国民すべてに丸見えですが。
なんとなく、すべてが滑稽な感じがします。福田首相とのタッグマッチも密室であったのでしょうが、たぶん滑稽感が相当あったのではないでしょうか。なぜだか、わからないのですが、二人でしゃべってると、漫才を聞いてるような感じだったのかもしれません。
小沢氏はああ見えて体育会系らしいので年上の福田首相には辞を低くしたのでしょうか。むかし亡くなられた宮沢氏あたりを幹事長室に呼びつけた頃は傲慢の極みの印象がありましたが、いまは彼も苦労したので、違うのでしょう。
同好会的な民主党若手議員とはしょせん水と油みたいで、仲良くは決してなれないので、小沢氏の最後のすがた、先日話題にした、すごろくのあがりはまったく見えません。民主党を終の棲家で終われるとも思えません。
日本の政界が小沢氏にかなり振り回されてるのですが、その振り回しがまだ続くのかそろそろ終わりなのか、それがわからないのですね。
やはり彼を半年でも、首相にしたほうが日本にとっていいのかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました