万歩計、地域研究統合情報センターとのおつきあい、喫茶店とパン屋

三日前に万歩計が壊れました。
割合長持ちしたとはいえ、壊れるのはちょっと気持がわるいものです。理由は間違いなく、家で床に落としたからでしょう。それを最後に動かなくなりました。思い切り振ると、すこし歩数が進みます。時計は動くし、設定も出来るので、コンピュータ部分でなく、歩くところを感ずる部分が壊れたのでしょう。オムロンの製品で、Walking styleといって、値段はこれ以上高いものはない、という万歩計では、高級品でした。といっても三千円くらいですが。
しかたなく、昨日家と駅のあいだにあるスーパーの開店時間にあわせて、3階の健康グッズの販売のところに行って、新品を買いました。オムロンと並ぶメーカーのTanitaのをこんどは買うことにしました。機能はまったく同じですが、壊れたばかりなので、オムロンのはやめたのでした。余計とは思ったのですが、アラーム付きという3D感受性というのにしました。わたくしを襲う人はいないとおもうのですが。腰ベルトにはさむ万歩計はすぐ無くすので、結局そちらのほうが高くつくというのが今までの体験です。壊れたオムロンのは2年くらい使いましたので、捨てるのは残念でデスクの上に置いてあります。わたくしの健康法というか、健康維持は万歩計をいつももつことと、週末の農業ですが、そういう生活はもうそろそろ10年くらいになるのかもしれません。
よくよくみると、オムロンもTanitaも両方ともMade in Chinaとありました。なるべくMade in Chainaは買いたくないのですが、これを口にいれたりしゃぶったりする人も動物も周囲にはいませんから、まあいいでしょうか。

引っ越し先の先住者は地域研究統合情報センターとかいうようですが、静かなひとたちでほとんど事務職員以外にあうことがありません。なんの学問がしりませんが、民族学関係の人達と、誰かに聞きました。
わたくしたち、会議室がないので、部屋を貸してもらいたいのですが、これが難儀なことになっています。なんとか、週一回夕方に借りる算段は出来たのですが、それ以上はまかりならぬと、いう返事です。たいていは空いてるようなのに、突発的に使うかもしれぬという、理由で駄目とのこと、なんと狭量の連中だろう、とあきれ果てています。事務職員が狭量なのではなくて、えらいさんの研究者がだめ、だめというらしいのです。
それで、いったいこれくらい心が狭くなってしまう研究分野とはどんな人達なのか、やっと関心がわいてきました。しかし、ほとんど人気がないので、幽霊に部屋を使っては駄目、と言われてるようなかんじです。わたくしの長年の大学経験でいうとこういう感じの大学人は外面だけはやたらにいいのです。
それで、しかたなく、地下の実験室の装置の隙間にひとりひとい入り込んで座ってラボ内の会議をやることにしています。

このあいだ、百万遍に喫茶店が無いと書いたら、さっそくRが電話してきて、東一条のイタリア会館のは結構いいじゃないとかいってきました。しかし、きょう確かめたら、一年以上前になくなって、どこか遠くに移転したとか。Zのマスターと奥さんに聞いたら、日仏会館にあったレストランも岡崎に移転したとか、いまのは新しいらしいです。きょうもゆうがた、飛鳥井町に向かって歩きながら、キョロキョロ喫茶店を探しつつ歩きました。どこも食い物中心になっていますが、でも可能性のある店がまったく皆無ではないようでした。買い物帰りのおばちゃんの雑談を小耳にはさみながら、論文をよんだり、報告書を推敲したりするのも悪くないかとおもいだしています。帰りがけに、Mという最近買ったことのないベーカリーのパンを買いました。むかしのパン、というフレーズがありました。

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