沖縄の天候はこの時期気温が日中27度になるのですから、なんといっても南国です。
沖縄は西にあるので朝はなかなか太陽があがりませんで6時でもかなり暗い。
しかし温度はさわやかです。
昨日は運動不足なので今日もそれが続くのはいけないので朝食前にあるきました。
ホテルはこざにありますから、ゲート通りとかなんとかアベニューとかカタカナ的な通りです。6時でもそこそこ人は歩いています。寂れているなあ、と思いながらゲート近辺まで行って戻ってくると100円そばという看板のところには車が何台も止まって、朝食をとっている男性達が何人もいました。店の中にはいかにも働き者という感じの女性がきびきびと動いています。男性はじっと、座っている感じ。この光景に似たのはよく沖縄で経験します。沖縄の男性は静かで控えめです。
早朝の道路を、タイヤをきしませて音高く走る車はたいていY印のついたので、米軍関係者のものです。これじゃ彼等が嫌われるのは当たり前です。かれらは外国にいるのですが、ここ外国での規則を守る感覚が希薄なのでしょう。
フランスのサルコジ大統領が、最近米国議会で演説してなんども、記憶が正しければ、十数回も米国への愛、という言葉をつかったそうです。
そのたびに、議会人は万雷の拍手で、大統領の演説がなんども途切れたそうです。
スタンドプレーでなく、フランス人が米国への愛という言葉をつかってもおかしくない歴史は確かにあります。両国は相思相愛の時期があったようにもおもえます。
日本人で、米国への愛、という言葉を口に出せる人を考えてみました。政治家で誰かいるでしょうか。一人も思いつきませんが、意外に安倍前首相なんかはそうだったのかもしれません。
スポーツマンや芸能、芸術関係はいそうです。研究者にもいるはずです。でもそれを、米国人の前でいって、相手の米国人も納得するような日本人がいるのだろうか、そんなことをかんがえました。
考えてるうちに結局なんとなく気分がわるくなって、ホテルに戻りました。
なぜ気分が悪くなったのか、その理由は判然としませんが、たぶん米国と日本との関係は将来的によくなる可能性がほとんどない、とわたくしは平素漠然とおもっているからでしょう。
北朝鮮の拉致問題でも、米国大統領選挙でのクリントン候補の演説でも、いまの米国にとって日本という言葉の響きにまったくポジティブな要因がない、そんなふうに感じます。
米国がやっきになってやろうとすることを、日本は本当のところなにひとつ、「愛」にもとづいて協力もしないし、だから逆も真なのに違いありません。いわゆるどっちもどっちの関係なのでしょう。
朝食はJHさんと一緒、朝食後またすこし二人で外に出て歩きました。
ラボにでて何人かと話していただいて、昼飯は海中通り、そのあと久しぶりに勝連城趾にいきました。週末になにかイベントがあるらしく、準備中でした。