今朝も5時起きでSK君の仕事をまとめるべく格闘です。いろいろ迷いもあるので、またひとつづつ文献とデータとにらめっこなので、遅々としてしか進みません。しかしこういうことはこれまでなんども経験があるので、そう困ったことではありません。
まだわたくしが30才の頃ですが、DLDCさんの家に泊まって論文を書いたことがあります。わたくしが書いたのでなく、彼が書いてるのを傍で見てるだけでしたが、何しろ驚いたのは、一行かくのに数時間かかるのです。結局二日か三日かボストン郊外の彼のお宅に泊まらせてもらって、パラグラフを3つくらいしか書けませんでした。というかそれをずっと見てるとか、彼のうなるのを聞いてました。ただ、データ自体は総ざらいをしたのですが。その総ざらいの過程でわたくしが現場人間として陪席している必要があったのです。
もちろんその仕事は論文になりませんでした。でも少数の関係研究者は誰でも知っている結果でした。AK先生も重要知見と認めてくれたのですが。これがわたくしの一つの幼児の原体験で、あれほどの議論ができ英語はnativeどころかトップクラスのインテリが目の前で正しい言葉を探して一日中うんうんうなっているのを見聞して、それ以来時間がどんなにかかってもあの単語一つに要する時間の長さの経験よりはましだな、と思う次第です。
とうとうマックの超薄型ラップトップが発売となりました。実はすこし前から近親者から噂を聞いてました。今回の噂は本当でした。
広告に一枚のイノベーションとあります。MacBook AIr新登場と広告文句にあります。
モバイルコンピューティングのまったく新しいスタンダード、こう言われてしまうと、買わざるを得ない気もします。しかし、ここはじっと考えるべきです。
値段はまったく問題ないのですが、ともあれ生活のスタイルが変わるのですから、よーく考える必要があります。重さ1.36kgとありますから、900grのLETS NOTEよりはだいぶ重いがしかし、画面も大きくタイプもしやすいとのこと。ただ、いろいろ犠牲があったに違いないので、そのあたりを詳しく聞いて、わたくしが毎日2.5kgを運んでる生活が楽になると同時になにが面倒になるのか、不便になるのか、そのあたりの変化する部分を引き算、足し算する必要があります。
しかし嬉しいことです。チョイスが増えることと、またウインドウマシンを買わないですみそうですから。