沖縄の未来、毒ギョーザ、赤福の場合とはぜんぜん違う

こんかいの沖縄はとても寒くて、伊丹空港に着いて空港ビルに入ったときに、温度があんまり沖縄と違わないと思ったくらいでした。
しかし、このあと、家に着くまでに、バスは遅れるは、JR電車は遅れるは、もともとANA便も遅れたので、遅れの三重奏で比叡山坂本に着いたときにはよれよれでした。
食事をしてやっとひと心地がついたところです。

これからの日本のめざす観光地の特徴の一つは、観光客に羨望の念を起こさせるくらいの住空間の充実というか、そこに住んでいる住民になりたいと思わせるようなものだとおもうのです。
しかし、いまの沖縄本島はそんなことが頭のどこにもない、観光政策なのですね。抽象的な沖縄のよさみたいのものを宣伝しています。
でも沖縄の持っている自然と歴史、それに文化はそこに住む人たちに親近感を感じ、同化したいとおもわせる方向がベストでしょう。
イタリアとか、スペインとかそういう国の持っている魅力と似てるとおもうのです。
沖縄の人達の生活スタイル、住空間を含めて観光の人達に見せる魅力が欲しいのです。

泡瀬に埋め立てを作ってリゾートを作りましょうという計画が進行中で、沖合にクレーンが見えます。リゾートホテルが埋め立て地に建つのだそうです。
でも泡瀬にたどりつくのに空港から一時間です。その間なにも面白いものは見えませんから一時観光客は来ても長続きなどするはずがないとおもいます。

毒ギョーザの報道に不満です。
赤福の場合とはぜんぜん違うのです。
賞味期限が切れていても、別に毒物が入っているのではないのですから、赤福や白い恋人は食べても今回のような中毒事件は起きません。

日本人は今回のような毒入り食品に対して、消費者としてもっとも厳しく毅然とした態度をしめさないと、いけません。なめられます。
JTとか儲け主義に徹している企業に反省してもらうためにも、自分の生命をうばうかもしれない、農薬入りの食品には徹底的な抗議的態度を取らねばいけません。

自分の命は自分で守ることが大切です。
そもそも、あの反日デモをみて、あの国で作った冷凍食品をおいしく食べられる心理がわかりません。

日本の農産物もほんとは安心できないのが真実です。日本だって、農薬はたくさん使われているでしょう。一部の人達にとっては食品アレルギーの点でも本当に生きるのが難しい時代です。
わたくしも比良の農村地帯で、早朝に農薬がたくさん播かれるのをなんども見ています。
しかし、中国では、たぶん、その一桁、場合によっては二桁高濃度の農薬が使われている可能性がたかいのです。
こういうことを止めさせるのは消費者の行動しかありません。

とりあえず、買わないことです。それがベストの対応です。
そのあとでどのような対応がとられるかを見るべきです。

中国だけの問題でなく、日本国内でも類似なことがある。
ただその程度がだいぶちがうというこことなのでしょう。

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