都内を歩く、法科大学院、スーパーチューズデー

東京からの帰りにこれを書いています。
学術会議にいって、ふたつ会議に出てきました。
同業者の顔を沢山見てきました。しゃばにいってきたような気分です。
朝、乃木坂の学術会議まで歩いてみました。約5キロありました。迷わずに行けたのが、相当な成果。途中工事中の日赤病院の前を通りました。

N君の論文はまだ最後の作業が残っていて、それに思いのほか時間がかかっています。10%程度本文の長さを縮めなさいということですが、ほとんど贅肉のないテキストなので、縮めるのに一苦労です。

大阪府知事に当選した橋下氏の高校生ラガー時代のビデオ画像をテレビ番組で見る機会がありましたが、今の橋下氏には失礼かもしれませんが、今のご本人からは想像も出来ないようなスッキリとした気持のよさそうな若者でした。あの高校時代の風貌を原点とすると、ひどくくたびれたなあというのが率直な印象でした。
職業が人相を作るとしたら、ずいぶんきつい職業なのだろうなあ、と思った次第です。橋下氏は法曹関係者らしくないざっくばらんな人柄で人気があるのに、こんな爽やか青年をこんなにしてしまう職業ってひどいんでしょうね。

こんなことを書いたのも、最近法曹試験合格者が多すぎる、これでは弁護士などが多すぎて困ってしまう、法科大学院の合格者を減らすべき、とかいう新聞記事をよんだからです。これが朝令暮改、法律関係者のための利益だけを追求する、わたくしのイメージ通りの法曹関係者の我利我利論理なのです。でも法科大学院関係者、こんなことをやっていていいのかと思いませんかねえ。
裁判員制度も、裁判官と裁判員の平均年収が5倍もちがってくると、やってられないと思う人達も増えるでしょう。
わたくしはたとえ、裁判員に指名されてもなんとか逃げたいと思っています。

米国では大統領予備選たけなわ、あしたはスーパーチューズデーとか。
初の女性か黒人大統領が生まれる可能性が高くなってきているのですが、米国民主党は日本という国をあんまりこころよく思ってない傾向が強いので、どちらがなってもいまのブッシュ大統領時代とはより冷えた対日関係になるのでしょうか。共和党候補のMcCain氏の演説は日本人にはというか、わたくしにはわかりやすいものです。

日本の政局は、福田内閣が支持率20%とか10%台になる可能性を秘めてるようです。ただ、民主党も魅力的な将来が見えてきません。小沢代表は権力を持ち続けつつも首相にはなりたくないと思っていると考えると、いろいろつじつまが合います。
福田、小沢あのふたりは、ふたりの周囲が四面楚歌になったら、陰でふたりで仲良しになってるとか、ふたりでぼやきあうとか、そんなイメージがあります。
かつてない構図です。

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