わが家の猫はほんとに若く見えますが、老描です。しかしまだまだ敏捷です。
推定16才2か月ということになってます。上の息子が高校を卒業した5月にわが家に来ました。前にも書いたとおもうのですが、左京区のどこかのお墓で悲しそうに啼いているのを近所の貓好きの方が拾ってなおかつ、不妊治療までしたいたのをいただいたのでした。若貓でしたが、その時で一年経っていたらしいし、獣医さんのはなしでは既に妊娠歴があったようです。それから、15年以上たっています。来たときの命名ではわたくしは、ハッキーはどうか、お墓にいたからといったら、えらく家族に不評でした。それよりは、ましな名前をもらっています。
最近、夜鳴きをして困っていました。昼間も大声で啼くことがあります。うるさいし、気になります。
鳴くと言うよりはおりおりに吠えるような声が混ざります。
要するに楽しくない体調か心の調子なのでしょうか。それで妻におねがいして獣医さんからトランキライザーをいただいて猫に与えたらどうだろうか、と診察に行ってもらいました。
昨夜帰ったら、さっそく行ってくれてました。
血液検査の結果では、血球計算のほうは特に問題はないようです。しかし、血液化学系のデータはいろいろ標準値から外れていました。腎臓機能もおちているし、肝機能もおちてるようです。年だからしかたないのかもしれません。先生は腎臓食を出してくれました。でも猫は昨日今朝とまったく食べようとしません。
先生はそれじゃといってトランキライザーも出してくれました。効く猫と効かない猫がいるとのことです。効き過ぎると、腰が立たないような感じになるかもしれないので、その時は一錠の四分の一以下にしてくださいとのことでした。
それで昨夜、その4分の1錠をむりやり口に入れてみました。
なんと、驚きました。
昨夜はただのいちども大声で鳴きませんでした。
あさに小さな声で悲しそうにちょっとだけ、鳴いていました。腰は抜けていません。普通に歩いていました。
これが続くのなら、ありがたいことです。
しかし、安心はできません。
ところで昨夜なんで錠剤の4分の1を割るのに苦労していたので、なんでこんなことをするのか、と思っていたら、きょうラボのF医師に教えてもらいました。人間用のを使うのでした。それじゃ、8分の一でも10分の一でもいいのかもしれません。
昼過ぎに空いた時間に、生協の書籍部にいきました。CDも買いましたが、数独を一冊買いたかったのでした。手持ちが無くなってきました。
大きな書籍部です。店員に、数独ある?ときいたら、なんとなくこちらのひがみか、(そんなもの)ありません、というふうに聞こえました。()の中はこちらの想像ぶぶんです。
わたくしに言わせれば、お手軽に研究頭脳を涵養したり維持するのにベストな本が無いとはほんと呆れました。これじゃ、京大の研究の未来は暗い。ちょっと大げさかな。
爆笑問題とかいうお笑いふたりの、実にくだらない本が山積みされていましたが、あんな低レベルのしかも東京でしか通用しないような笑いがなんで、京大のこんな高級な数独もおかないような高級なところで山積みにあるのか、こっちにも呆れました。
数独は日本が本家なのに、日本人というか日本の大学人はやらないのかな。
わたくしのように自分の学問能力維持するためにも、通勤時に一生懸命やってるのは、例外ですかね。ほんと、数独の解法アプローチは研究そのものです。