マックブックエアーによる新生活、捕鯨会議についての感想

マックブックエアーが生活の中に入ってから一週間がたちました。
感想を書いておきましょう。
なにしろ、軽くてうすい。どこかに忘れてきたら大変、これが第一印象です。わたくしいちど飛行機の椅子の前にあるなんというのでしょうか差し込めるところにいれたまま忘れて荷物を受け取るカルーセルの前におもいだして大あわてをしたことがあります。そんなことがこれから頻繁に起きるのではないか、そんな不安があるくらい軽くて存在感がありません。
使用のかんじはとてもいいです。タイムマシンなるものでいつもバックアップをするようにしているので安心です。
ただネットへの接続条件は変わっているので、当初部分的に不都合がありましたが、エキスパートのラボのK君の助言もあるすぐクリアーできました。しかし、一般の使用者にはちょっと面食らうでしょう。
ただ、まだまだいろいろ不便です。
電源用アダプターをラボと自宅に複数必要なので同時注文したのににいまだに到着しません。
USBがひとつしかないので、枝分かれしたものを買いました。しかし、携帯用のワイアレスがUSBとつながらないので、いまそのアダプターがくるのを待っています。
同時注文したいろいろのものがなんにも到着しません。いまアップルはたぶん注文に対応しきれないのでしょう。人気と供給のバランスが現在はまったくとれてないのだとおもいます。本体以外の付属品の準備状況がひどくお粗末なのでしょう。
こういうことはアップルについてはこれまで何度もありました。
テレビコマーシャルをしばらくやって止めたのもたぶん、供給できない注文が来ているのでしょう。
そういうわけで、半煮えみたいな状況の新生活です。でも幸せな半煮えです。

BBCでもうすぐ始まる捕鯨会議のニュースを折々にみています。
イギリスメディアはこの捕鯨を議論するのがすきですね。
日本ではクジラを食べる人がほとんどいませんが、でも伝統産業のひとつであり、かつては最優秀の技術者が働いた分野でもあるので、その栄光の残渣がのこっていて、日本としては珍しく論戦のできる人達がこの会議にはいるのでしょう。
わたくしは、捕鯨論者ではまったくないしどちらかといえば、もうやめちゃったらという、意見に近くて、このブログでもなんどか同じようなことを書いた記憶があります。

しかし今回BBCに出た色んな記事をみているうちにすこし考えが変わりました。
というのは、日本が国際社会で長期にわたって激しく論争をしている唯一の国際機関なのかもしれません。なんでも言いなりや、なにを考えているのかわからん、と思われることが多いので、捕鯨論争は日本にとって論争のひとつの練習というか舞台というか、悪くない経験を積んでいるのかもしれない、と思ってしまいました。
これくらい、日本の言い分や行動が報道されたり議論されたりすることは他にはありません。国際社会での論争上手の官僚を育てようとしたら、こういうところに連れて行って、練習させるのもいいのかもしれません。
領土などがからむと血なまぐさくなりがちなので、ひどい匂いのブチル酸による「テロ活動」程度の捕鯨の国際紛争は日本はまだまだ維持した方がいいのかな、とおもいました。やはり脱退はまずいのでしょう。

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