明日から賢島へ、高齢者を商品化する政治行政の流れ

きょうは夏日です。強い日射しで夏の到来を感じます。
靴ではなく、サンダルで外出したくなります。
ここのところ、かなり真面目に血糖値を測っていますが、結論が出てないので、もうすこし時間が立ってから報告することにします。

明日からの国際シンポジウム、ありがたいことに1時間の講演をさせてもらいます。久しぶりに動原体の研究の話もできます。ホテルは有名とか。
このあいだのフランスの会合のあとでレビュー原稿依頼がありました。その前の国際会議でも別なところから依頼があったりして、会期中ではなく、帰国してから依頼がくるのが欧州的な奥ゆかしさですか。

この後期高齢者、なんとなくしゃくにさわるのですが、どうしゃくにさわるのかうまく自覚的に説明できません。行政的に黙って勝手にやってればしかたないかもしれませんが、こう露骨にやってくると、いったいこの先どうなるのだ、と多くの人はおもうでしょう。これとからめて消費税20%というのがまとめてやって来そうです。
やや被害妄想的ですが、以下のような感じをうけます。

むかし反ユダヤが盛んな欧州内の地域で、ユダヤ人は腕章を付けさせられて、町を歩くことを義務づけさせられました。ユダヤの象徴、デビッドの星の腕章でした。現代日本、福田内額の方針で、75才以上の運転車は例の落葉のマークを付けないと罰則罰金場合によっては懲役を受けるとか。はほぼ同じようなことに聞こえます。

75才、日本では男性は平均4年後には亡くなります。女性は12年後です。後期高齢者の目印は、男ならもうすぐ死ぬ人達という、露骨なレッテルで、まあだからなけなしのお金みんな吐き出しなさいよ、というふうに受け止める人たちも多いでしょう。
落葉マークで運転すれば、悪ガキあたりから、なにかひどいことを言われそうなご時世です。ほんとにいやな流れになりました。

いちばんいやな感じなのは、日常的にあんたは後期高齢者といわれることです。わたくしは前期高齢者という区分らしいが、そんなもの個人的にはくそくらえ、です。からだが不自由になれば誰に言われなく立って、自分で高齢者ということは言葉や文字に示さなくたって身に染みてわかるのです。このご時世では、そのうちスーパーのコーナーに、後期高齢者とかいうのができるのでしょうか。
行政と政治がこのような鈍感さを続けているうちに、日本は本当にひどい社会になっていくと思うのです。
さすがに、ナチヒットラーは出てこないでしょうが、それより悪質なのは行政による、後期高齢者の物質化、商品化です。
おれおれ詐欺が個人的にやってきた災難とすると、もっと大規模な国レベルでの詐欺的なものが行政レベルで始まるかもしれません。なかなか高齢者である開かないわが目をしっかり開けて、ペテン的なものを見抜く必要がありそうです。

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