京都のラボの引っ越しも最終段階です。
きょうあたりかなりの機器が隣の建物から移りました。
引っ越し会社の人たちがたくさん来られました。
ラボもだんだん色んな機材で混んできました。
皆さん疲れているでしょうが、しかしやはりゆったりしたスペースに戻ったので、気分はいいです。わたくしも、仕事がはかどります。
ただ時折、とてつもない大音響が、お腹と頭に響くのが下の階から聞こえてきます。
下の階の工事です。上の階は聞こえてきませんが、終わったのでなく、これから始まるのかもしれません。そうだとすると、逃げ出す場所はやはり確保しておかないと。
沖縄のほうも建物が来年からできはじめて、一部引っ越しがはじまるのですが、われわれの研究室がどうなるのかそのあたりはまだまだはっきりしません。
今月半ばからカナダに行きますが、その旅行スケジュールもだんだん煮詰まってきました。毎回なかなか決めにくい部分が残って、それが結構時間やエネルギーをとられる部分です。
ガソリンがどんどんあがってリッター180円台になり、一方で株がどんどん下がっているようです。もう十日くらい下げ続けているとか。
しかし、別にデモがあるわけでもなく、取り付け騒ぎがあるわけでもなく、みかけ社会的パニックまったくなしの静かな世の中です。
いっぽうで、エビ養殖の詐欺で600億円も集めた人物が捕まったようです。
一億三千万人が生きている国ですが、その中で、毎年3万人の自殺者が静かに出る国でもあるし、また三万人のエビ詐欺被害者がいたりするらしいし、その百倍か千倍のすごい数の株で損した人たちがいるはずです。昔なら取り付け騒ぎが起きそうなこともすべて静かにおさまっているかのようです。わたくしには不思議です。
このままでは、すまない、というかすむはずがない、そう思っています。
でもその予想がずっとはずれています。例の団塊の世代が、20代で社会的エネルギーを使い果たしたのでしょうか。