盛夏の沖縄、頭脳の発掘、桂木洋子

今朝発って沖縄に来ています。G8サミットとかで飛行場は厳戒かとおもったら静かなもので、遅延もなにもありませんでした。
12時50分発ですから昼飯を食べないで乗ったので空腹にまいりました。
盛夏の沖縄、意外に暑くありません。直射日光は危険でしょうが、風があるので日陰はしのげます。
今回はカナダ行きの準備のこともあり、すこし短い滞在です。

土曜の夜の衛星テレビで黒澤明監督の「醜聞」を見ました。
1950年の作品なのでわたくしはまだ小学三年ですから見てるはずがありません。年をとってからも見た記憶がありません。
三船と志村、それに山口淑子がでてそれに沢山の名脇役、たいへん面白かったでした。1950年の世相はああいうものだったか、1960年頃に大人になったわたくしには連続的な社会というか世相としてつなげてみなすことが出来ました。
7人の侍の時の俳優が被さりましたが、役どころはぜんぜん異なります。
なんか見ているうちに元気が出てきました。年寄りには昔の映画を見せるのが、元気づけの最良の策かもしれません。まだ米国占領軍の支配下でしたが、パワーを強く感じました。というか日本はあるいみ、戦後いっぺん若い国になった面があったのですね。その若さが出ていました。
不思議だったのは、志村喬の結核で寝ている二十歳くらいの娘役、誰かなとおもって、なんの予兆もなく桂木洋子という名前がわたくしの口からでたことでした。
自信も記憶もなにもなく、表情を見たときに自然に口から出たのです。
これには驚きました。桂木洋子なぞたぶんこの40年50年口から出たはずがないのにです。しかもそれが当たっていたのでした。
頭脳のなかの発掘というか土器というか金属容器の破片を見つけた、という感があります。
わたくしが子供の頃に桜木洋子は美貌という認識が強くあったのかもしれません。いまみると、あどけない可愛らしい感じです。
気になって、桂木洋子さんをネットでみると、なるほど作曲家の黛氏の夫人になっていて、もう他界されているということでした。ご子息も活躍されているようです。

まだわたくしの頭のなかには刺激によってなにかアンティークかジャンクかわかりませんが、タイムスリップの知識がぽろっとはき出されるのかもしれません。
なんだか楽しみになりました。

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