週末にMGさんに遊びにきてもらいました。
うだるような暑さでしたので外にはあまりでませんでしたが、山の多い景色をみて故国を思いだしたといってました。実験のほうは予想以上にうまく進展しているので、ひと安心です。
北島康介選手がきょうの平泳ぎ100で金メダルでした。
爆発的な喜びを発揮するところもいいのですが、この発言の刺激性の高いこと。
この人物については、わたくしも開幕以前からの言動に関心をもっていました。
金がとれなかったら、日本にはかえってこない、と言い切ったのに特に感心しました。しかも、絶妙なタイミングをあけて、でも日本には帰させてくださいよね、ともいっているので、自信はこれくらいあるけれども、でも駄目だったらごめんなさい、という泣き言的なセリフを足さないので、すごいと思ったものです。
北島康介的人物がひとり、ふたり日本じゅうのどの分野でものどから手が出るほど、ほしいものだと多くの人はおもったでしょう。
学問の世界でももちろん欲しいです。わたくしもこんな若者が自分の分野にでてきたら、どんなに嬉しいか。でもひとり、ふたり候補はいたのですがね、でも学問には4年に一度いう、オリンピックみたいなものはありませんから、ゴールのない、マラソンみたいなものですから。
まあ無いものねだりはやめて、北島康介的人物がなかなかでないのはなぜか、考えたいです。この人物の歴史をくわしく知りたいものです。
サッカー協会なども、なぜ北島康介的選手がでてこないのか、よーく自問自答、それに調査して考えるといいのだとおもいます。
わたくしはオリンピックサッカーチームがまったく勝てそうに見えないので、試合中もまったく動じないというか、ただただ冷静に見ることができました。やはり駄目か、という感覚はありました。つまり勝てそうな試合ではあったのです。しかし、最初からあきらめていたので、イライラ感はまったくありませんでした。期待感のないスポーツみるくらいひまつぶし感が強くなるものはないです。しかし、勝てないという、不完全燃焼の最たるものでした。
内柴選手の金メダルはそれに対して、なるほどこういうとんでもなく元気印の選手がいたのか、しかも30才で金メダルを取った柔道選手はかつていなかったと、聞いてなるほど、内柴選手の新しさがよく分かりました。もっともっと選手として続けてあたらしい規範をつくってもらいたいものです。
きょうは娘の家族がきますので、早めにかえって、明日は休暇を取ることにしました。