休暇をとったので娘家族4人と、近くの遊べるところに行きました。ガリバー村なるところがあり、ここには色んな遊技があるので、まずそこで午前中をすごして、昼は脱サラと思われる石焼きピザなるなかなかかけている音楽がクラッシックでも滅多にきけない、いい雰囲気の店で昼飯。午後は近場だけれどもいったことのない琵琶湖岸でひとときを過ごしました。遊技は男の子のほうの孫が、湖岸での水遊びは女の子のほうの孫が強い興味をしめしました。あたりまえとはいえきょうだいとはいえ、個性が非常にことなります。
このオリンピックのあいだのどさくさまぎれにロシアはどうもグルジアに戦争をしかけたようです。発端はどうであれ、ことを起こしたくてうずうずしていたのかもしれません。
グルジアはスターリンの出身地しか知らなかったのですが、その歴史はややこしくてすぐには頭に入りません。しかし、キリスト教国でヨーロッパに近いということらしいです。ロシアは外へ出るための通り道だし、なんとかして、自分の領地に準ずるようにしたいのでしょうか。オリンピック中で米国も欧州もどうしていいのか分からない、そういう状況のようです。石油や天然ガスの利権もあるので、欧州はどうもロシアに強腰にでられないのです。ロシア強権がまかりとおっても、非難するだけではなにもしないのと同じなのでしょう。
また、韓国と北朝鮮の関係も外から見てなにかきな臭い感じがあります。しかし、識者に聞くと、いまの韓国には親北朝鮮シンパが多数いるので、そちらのほうがきな臭いのだそうです。そうは思いたくないのですが、わたくしがおりおりに見る韓国新聞のなかに、いま日本と韓国が竹島問題で戦争状態になったら、どちらが勝つかなどという、記事を冗談抜きで出しているのをみると、この三国の関係もいったいどうなるのか、と心配になります。
日本のほうは竹島問題でみごとにブッシュ大統領に「裏切られて」、竹島問題よりは米国との関係で国民感情の行き場がなくなっています。拉致問題にしても、同じ状態でしょう。
7月7日に中国で例の同じ会社のギョーザで中毒が起きたことの連絡があっったようです。
しかし、はいはいと秘密を守っていた政府はいったいどこの国の政府なのか、これも国民感情の行き場がなくなっているでしょう。
オリンピックを観戦している日本国民の大半は、中国人民の応援態度をみて、日本選手にブーイングはしないものの、それは官憲が止めているからにすぎない、ということに気がつきながら、すこしは日本選手に対して、善意の中国人はいないのか、そんな感じをもちだしているでしょう。
実際には善意の中国人はやまのようにいるはずですが、中国人民感情が発露すれば、やはり日本は敵国になるのでしょう。そういう国家、社会なのでしょう。
だから、オリンピック観戦旅行者の多くは日本人としては選手の縁故者くらいではないのかとまで、思いたくなります。純粋に楽しみにいってる人などはほとんどいないでしょうのでしょうが、いたとして、どんな感想で帰国してくるのか知りたいものです。
米国、中国、韓国、北朝鮮、隣国に対する日本の国民感情の行き場がこんなのでいいのでしょうか。
いいはずがありません。
つきあわないですめばいいのですが、隣人ですから。感情の再構築が必要なのに違いありません。