王監督の辞任につづいて、昨日の夜に、元首相小泉純一郎氏が議員活動をやめるとのこと、つまり次回の選挙に出馬しないとのニュースが流れました。大きなニュースの扱いです。
しかし、次男を後継者に指名したと聞けば、なーんだ、ということになります。しかもこの次男、27才、政治の実践はゼロ、と聞くと、えーつといわざるをえません。息子であるという以外になんにもありません。
小泉家の家業はよくいわれるように、政治だそうで、彼は三代目なのだそうです。つまり、名優三代目は退場して、四代目をよろしく、と挨拶なのだそうです。
このタイミングなので対立候補もすぐには出られず、子供に世襲させようとする自民党の古参議員はだれもがこのタイミングなのだそうです。
ここまで書いてきて、非常に腹が立ってきたのですが、しかし、横須賀市周辺のニッポン国民が、次男の名前を選挙で書けば当選してしまいます。
原子力潜水艦もしっかり寄港させる町ぶりですから、この米国で勉強してきたとかいう青年を当選させるでしょう。
政治の世襲を平然と当然とやる人間が、改革、改革と叫ぶ、これが日本の政治のエッセンスなのでしょう。かれは何を批判しても、人生色々でしのげますからほんとに強いです。わたくしと同じ年ですから、これでふたり同世代大物が退場しました。
これから、関空に向かって、9時過ぎに着いて、11時の便に乗ります。
目覚まし時計が見あたらないので、買いたいのと、数独の本が終わってしまったので、本屋にあったら買いたいなと思います。
機内では講演準備ですが、もうある程度準備しているのと、K君やH君からのスライド提供もあって楽です。今回は専門家集団の会合ですから、いわゆるイントロの話が簡単ですみます。準備もそれでこんかいはほとんどしていません。自分の前に、誰かが同じような話をしてしまった場合は、急遽関係スライドを除いて、別なのを入れて、重複を避けたりするので、土壇場まで変えられるように、フレキシブルにするのがこういう会でのやりかたと思っています。今回はアムステルダムでも4時間待ちあわせがあるし、機内と乗り継ぎ時間でかなり進むでしょう。あとは、聴衆のようす、息づかい等や雰囲気をみて完成しましょう。