益川さん、おめでとうございます!

昨夜家に帰ってしばらくして、日本人の理論物理学者の三人がノーベル賞というたいへんめでたいニュースに接しました。
うちひとりの益川さんは学内での会合だけでしたが、よく一緒でした。たしか今年も百万遍でばったりあって、ちょっとお話しさせてもらいました。
テレビにでてきたとおりのかたで、たいへんチャーミングなかたです。議論好きで、なるほど理論物理学者はこんな風にかんがえるのか、とよく啓発されたものでした。
本当におめでたいし、嬉しいことです。
新聞などを見ると、もう何年も10年も20年もノーベル賞候補だったことがわかりました。おなじく共同受賞者の小林博士のご家族が正直にあんまり長く候補だったので、という感懐を言っておられるのを聞いてほんと大変なんだと、よくわかりました。
さらに在米の南部博士などはもう50年も前から超有名人なことはわたくしなども聞いておりました。
お一人ずつテレビを通じてですが、理論物理学者は健在だな、との印象を強くしました。つまり、昔からの連綿とした学風が切れることなく、続いているのが人柄的にも感じました。
それにひきかえ、生命科学者のほうは、相対的にずっと俗っぽいかな、と自らの反省も含めて考えました。
益川さん、ほんとに外国学会にいったことない、本当なのかしら。まったく知りませんでした。でも基礎物理研の所長さんでおりおりに食堂であったときなどよく外国人が一緒でしたが。

きょうは、お昼から沖縄に向かいます。
昼前に名古屋のGG君が来訪して、ちょっと話をするのが楽しみです。
いつあっても元気のいいひとですから、会話がはずみます。
ウイルス研でセミナーをするとか、ポスターを見ると、生命から移ったTさんがホストのお一人のようです。

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