ブログの時間、下村博士のノーベル化学賞、わたくしは喜んでいます

きょうはとても忙しい日でブログの時間がいままでとれません。
下村博士などのクラゲ緑色蛍光タンパク質でのノーベル化学賞受賞はぜひ書きたいのですが、夜ホテルにもどって時間があったら書きたいとおもいます。

ホテルに戻ってもやらねばならぬ対応がいろいろあって、やっといま時間がとれましたがもう深夜です。

下村博士、ニュースなどでみうけたところ、まさに日本人、というかかつての日本の良さをお持ちになられた方です。歯に衣着せずずばずばいわれるのも痛快です。

わたくしが心から喜んでいるのは、このような方のご研究こそ、基礎研究とはなんであるか、すばらしい技術もうみだす元の基礎研究がどれくらい「一見まったく役にたちそうにみえない」を示す素晴らしい例だからです。また下村博士のようなかたが基礎研究をささえ、それが真の意味での「国力」を生みだすかです。
特許などに一切興味をもたない下村博士の態度こそが基礎科学者の真骨頂でありまたこの分野のすばらしい進展をもたらしたのです。
北澤理事長のひきいる科学技術振興機構の惨憺たる表面的な応用研究偏重とか役にたつ研究の旗振り役代表者生駒氏などのはたしている役割が一体どのようなものであるか、これくらい見事にしめしてくれる受賞はないでしょう。
そういう点でわたくしは本当に喜んでいます。

ただわたくしも下村博士の真の源流になる研究を朝日賞までよく知りませんでした。
下村氏の推薦者と朝日賞の選考委員会の慧眼に感謝したいです。
さもなければ日本は恥をかいたでしょう。

タイトルとURLをコピーしました