インドから短期きているR君たいへんしっかりしています。きょう、進捗状況を聞きました。まだ学部生なのに、この異国できてまだ数日なのに、もうだいぶ進みました。もちろん教育しているK君の努力もあってこそですが、それにしてもたくましい。まだ20才そこそこ、こんなふうに言葉のまったくわからない異国で自然体で振る舞える日本の若者がどれだけいるかな、と思ったりします。
きょうは朝から忙しいです。来週のスケジュールもあるので色んな人たちと議論しておく必要があります。
というわけで、朝からあっという間に夕方になった感があります。
スイスではヘロインを中毒者に売ることを認める法律かなにかが認められたようです。認めた方が犯罪が少なくなる、という足し算引き算の論理なのでしょう。
いっぽうで日本では大麻吸引で学校を追われる大学生が増えているようです。大麻にゆるい国からきた外国人にはきつすぎると思われるでしょう。しかし、法律に違反すれば刑としては懲役しかない刑罰ですから、吸引する側も相当な覚悟が必要になるのでしょう、この国では。
実際のところ、誰にも迷惑をかけてない、とおもう若者が多いのではないでしょうか。それに、法律がタネは食用にすることなどもあり、ちょっと読んだだけでは合法と非合法の区別が付きにくい条文のようです。しかし、吸引をすれば国内では法律違反は明白なので、近寄らない以外に方法がないでしょう。
日本の場合、販売ルートなど、大麻と覚醒剤の距離が非常に近い感があり、外国人のいう理屈はあまり当てにしないほうがいいとおもわれます。それに、大麻はグループで吸引するので、ますますドラッグへの距離が近くなり、周囲の人たちも大麻吸引の事実を知ったら、やはり深刻に受けとめるのが、いいのではないかと思われます。
しかし、大学などが完全に放校処分にしてしまうのは、やはりきつすぎるので、よほど悪質ならしかたないですが、反省すれば復学するチャンスをあたえるようにしてあげるのがいいのではないか、とおもわれます。