快晴の比良の山々、自分の国は自分で守るという考え、天皇皇后両陛下の真珠湾ご訪問の予定

日曜ですが久しぶりに書いて見たい気分です。
朝から快晴、温度もたかく、気分のいい日でした。
目の前に見える比良・蓬莱の山々は山頂部分が雪できれいに白く見えて、青空とのコントラストが見事一日じゅう何度みてもそのたびに元気がでました。暖かい日射しの中での畑の準備作業は「楽しい」のひと言でした。
この時期ほんとうはタマネギが300個くらい植えたので早取りの小さいのを食べる楽しみがあったのですが、葉っぱものともども鹿にぜんぶ食べられてしまったので、ケージの中の原木に出来た椎茸くらいしか収穫がありません。ただ、あれこれと植える楽しみもあります。それから、気になっていた古家の脇に置いていた古い材木をたくさん燃やしました。それでだいぶそのあたりもスッキリしました。これで、土、日と二日間の労働で整理整頓がすんだ気分で、「春よ来い」の気分です。マンサクが咲きましたし、大木になりつつあるサンシュユの無数のつぼみが黄色みをおびています。コブシは今年はたくさん花が咲きそうです。
先週の沖縄でほとんど歩かなかったせいかどうか分かりませんが、膝の痛みもほとんど感じませんでした。それも気分がよい一つの原因です。
夕方になって雲がでて時雨れたので帰宅しました。室内に置いてあるプランターに播いたアーティチョークの小さな芽が土からちょこっと出ていました。

小沢「第七艦隊」発言が物議をかもしている、とのマスコミ論調ですが、本人は当たり前のことを言ったに過ぎないと言ってるそうですが、わたくしは「物議」のなかに沖縄からの視点がまったくないのが残念です。非核論議ではかならず広島、長崎がでてくるのに、米軍兵力の駐留といえば沖縄からの視点が絶対的に必要なはずです。それなのに、読売、朝日、毎日どれも米軍海兵隊が日本からいなくなったらどうなるのだ、そういう可能性を論ずるだけでも危険だ、けしからん、という議論の流れです。日本の国を核装備以外はおおむね自力で守るという国民的なコンセンサスを得ることがどうして出来ないのか、プラクティカルには難問が多数あることはしっているつもりですが、米軍駐留を減らすということがなぜ「当然」という流れにならないのか、自分の国は自分で守るという当たり前のことがどうして国民レベルで考えだけでも一致できないのか、このあたりがいまの日本の出口のない一番の暗さの原因なのだと思っています。

共同のニュースで今年、天皇皇后両陛下がカナダ旅行の後にハワイに寄られて、真珠湾をご訪問され犠牲者に鎮魂の祈りを捧げられる、との予定があることを知り、たいへん素晴らしいと思いました。これまで日本の現役首相は誰もいったことがないそうで、両陛下が日米の友好のために行かれることはとてもいいことだと思うのです。
わたくしは、前にも書きましたが、日本は真珠湾開戦の日を最大の記念日、反省の日とすべきだという意見を持っています。なぜあの戦争を始めたのか、そのことを日本人が共通認識を持たねばならないと思うのです。日本の歴史のなかで最重要の日であったことは間違いありません。
それと同時にあの大戦の開戦にいたる主原因たる日本軍的組織を作り上げてしまったことを、歴史の中からの最大の教訓とすべきだとおもいます。

タイトルとURLをコピーしました