暖冬の梅と比良の梅、守秘義務と人権、将来のディープスロート

熱海では暖冬で梅がもう咲いてしまい、枝だけとか。去年くれにわたくしが買った盆栽梅もとっくに咲いて、いまきれいな緑の葉がたくさん付いています。室内に置いていたので、当然でしょうが。しかし、比良のほうの庭にある二本の梅は、まだまだつぼみです。このあいだの週末しげしげ見ましたが、まだ一週間はどうかなという感じで、明日行ってみますが、まだちょっと早いような気もします。もしかしたら、咲いているかもしれないので、楽しみではあります。
サンシュユは咲いているはずです。これも楽しみです。

KT君の持ってきた論文、かなり完成度が高いので、順調に実験結果のところまで来ました。でも、そうなると欲がでるのが人情ではあります。
沖縄のTP君のも送ってきましたが、こちらはまだまだです。しかし、かなりいい線は来ています。
早くかたちにしないといけません。

小沢問題ほんとに興味深いというか、口を出したくなります。
公務員の守秘義務というものを考えたくなります。
いま、検察特捜とマスコミの作る強固な共生岩盤から毎日ニュースが泉のように溢れ出てきていますが、検察官は公務員で守秘義務があるのではないでしょうか。それに、小沢代表が収賄をしたかのような情報が大量に流されています。被疑者の大久保秘書の人権というのはどこにあるのでしょうか。まるで極悪人のように情報を流されて、本人は捕らえられていてひと言も反論できない構図がまともな社会とは思えません。
いつまでもこれが続くのでしょうか。それとも、将来いつの日にか、守秘義務違反者と情報を垂れ流して人権を蹂躙するマスコミ関係者が逮捕されて、処罰される時代が来るのでしょうか。
守秘義務を守らない、公務員は本当に罪深い存在だと思うし、被疑者の人権を完全に蹂躙する組織が野蛮なことは間違いないでしょう。
こんなことを考えたのは、小沢代表の懐刀と言われた平野氏のインタビューを朝日ニュースターで見て刺激されたのと、秘書さんの自宅を捜索というテレビ画像で出てきた家がまさかと思うような質素なものだったのですが。この、秘書さんの人間としての実像を知りたいものです。小沢代表のは実像はあまり知りたくないのですが。
さっきちらっと見た、産経でのぶら下がりニュースでは小沢氏はどこでも参考聴取でもなんでもいきますといっているようです。腹は座っているようです。お師匠さんの裁判は一回も欠かさず出たそうですから、先を読む能力はある過ぎるくらいあるのでしょう。でも党内にはそんな人はほとんどいないので、彼の後をついて行ける人は、この平野氏と後わずかなのでしょう。

何日か前に、自民党政府は民主党のスキャンダルを必死に探しているだろうとこのブログで書きましたが、実は探していたのは、検察だったのだと分かりました。いまの自民党に検察に指図をするような力があるとも思えないし、検察も言われてやるようなことはあり得ないでしょう。しかし、佐藤優氏がコメントしているように、いまの検察の中にはかつての青年将校のように愛国心のような気持で、民主党代表をたたきつぶさないといけないとおもっているのが居るのだ、とすると、本当かどうか知りませんが納得してしまいます。これが本当なら、司直の手で明らかにして欲しいのですが、その司直がやっているのですから、もちろん無理でしょう。研究者は謎が好きですが、このあたりは検察情報のおこぼれをもらっているマスコミも何かを書くはずがありませんので、日本のもっとも深い暗部になるのかもしれません。しかし、検察も国家公務員がやっているのですから、なかにはかならずや良心的な人が居て、将来ディープスロートの役を果たす人が出てくることを期待したいものです。

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