深夜屋根に登る怪動物、楽しそうな写真、山中教授の不安

深夜、家の外というか外壁あたりでゴソゴソと音がしたので、飛び起きました。まちがいなく、空耳でなくなにかが寝ているそばの壁の外を動いています。
時間をみたら3時半くらいでした。
起きてみて、小窓から外をみると、一瞬でしたが、動物が、シッポのある動物が、樋のところから屋根の瓦に乗っかって視野から消えるところでした。
なんだったのでしょうか。イタチよりはずっと太く見えるシッポでした。でも寝ぼけ眼で見たので、本当はどうだったのか。起きてきた妻としばらく、なんだったのだろう、昔イタチが屋根裏に入って子どもを生んで閉口した記憶を話しあいましたが、今回はなんだったのか、結論は出ませんでした。
イタチにせよ猫にせよこの垂直な樋を地面から昇っていけるのでしょうか、出窓の屋根とか、飛べば樋に掴まれますが、やはりイタチなのかもしれません。この時期、妊娠期でしょう。

昨日は沖縄からまた来てもらったA君とつきあってプロジェクトの進行を確認しました。よるは久しぶりに天王町にあるOに行きました。熊鍋を食べました。脂身をはずしてあったせいか、あっさりとして美味しかったです。このプロジェクトは予想外の展開から始まったのですが、おかげでおもしろくなりました。ただ、完成までは大変な道のりです。

日曜日に持ってきた、サンシュユは満開、梅も三分咲きとなりました。壷の上でですが。
2月半ばに播いたアーティチョークから芽が出てきました。20個近くあります。これらをいかに健全に大きなアーティチョークに持っていけるか、かなりの努力が必要なようです。

A君が沖縄に今日帰り、いっぽうでMさんが今日からきます。Hさんが三月末で研究室を去って、名古屋に行くので、引き継ぎです。

このあいだの名古屋での講演での時の主催者のS先生から丁重なお手紙を頂きました。写真もあって、見ているとわたくし楽しそうにしゃべっています。
30年間染色体の仕事をして、こんな楽しそうな顔をしてしゃべった記憶がありません。たぶん素人的感覚で始めた仕事で、いまも素人という、感覚でやってるからでしょう。

そういえば、あの時の会合で、たくさんの若者による、質問を聞きましたが、質問の前に、わたくし専門外なのですがという、セリフを言う方々が多いのがかなり気になったのを思いだしました。むかしのわたくしなら、「だからどうなの?」と聞き返すところです。ちょっとアホな質問をします、というまえふりをいったときは、本当にアホな質問をしないといけません。

追記
投稿した後で、米大統領が胚性幹細胞に研究費をだすことを解禁すると決定して、その署名式に京大の山中教授が呼ばれて出席したようです。山中さん、一刻も早く日本もこの変化に対応してほしい、そうでないとこれまでの蓄積が役に立たないと、言ってるとのニュースを見ました。
米国追随でここまで来たのですが、解禁には日本は手間がかかるかもしれません。
山中教授の不安が的中しないといいのですが。このあたり、彼だけに負担がかかっているかのような状況は決していいことではありません。

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