世界標準でのユニークな研究所

きょうはNIBSという北京郊外の国立の研究所を訪問します。郊外とはいえ、この国ですから、人は沢山みかけるし、豪華ホテルもありますし、目の前に大学もあります。研究所はホテルから車で5分程度とか。
この国としては、例外的な研究所で、いわゆる世界標準ルールにのっとったのでしょう。
研究室主宰者の採用も、継続も世界レベルで行われる、これはまちがいないようですので、どういうところか興味があります。主宰者はいっぺん採用されれば、研究費申請は必要なく、5年間精一杯研究して、評価がよければ継続、だめならラボ閉鎖、こういうわかりやすいしくみです。
わたくしをよんでくれたLLDさんは30代後半ですが、30になったばかりのラボ主宰者もいるということだし、ラボ設営してすぐ一年以内にNatureで発表したすごい人もいるとか、話題性はひじょうにあるようです。
米国でラボを主宰している中国人がひんぱんに訪問されるようです。
ここの主宰者はみな年に一人ずつ研究所招待で呼べると言うことで、今年はわたくしを呼んでくれたとのことです。
聞いた範囲では、いい制度だし、見習うべき点もあるように感じます。
きょうは、学生さんとも昼飯時に話せるし、講演後には、何人かの研究室主宰者ともはなしが出来ます。

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