北京大学キャンパス

きょうは朝から北京大学にいって、生命科学院で学生さんや研究者の方とお会いして講演もしました。夕方になってから、構内をK先生に案内してもらいました。
夜も会食してさっき帰ってきたところです。
いろいろ感想があるのですが、とりあえず北京大学キャンパスのはなしをしておきます。
北京にきたら見学スポットにいれてもまったく後悔しないでしょう。
歴史建築物群としても十分おもしろいし学内をかっ歩する多くの若者たちを眺めてるのでも、興味深いでしょう。
中国でもっとも難関でまたもっとも権威ある大学ですが、東大構内のような圧迫感もないし、京大のようなごみごみ感もなくて、人が多くてもなにかゆったり感があってなかなかいいものです。
特に、経済関係の学部が使っている一角は昔の王族が住んでいた一角らしくて、庭も建物も百年前にタイムスリップしたような雰囲気があって最高でした。
中国の長い歴史からみたら文化大革命や天安門事件だけで物事を判断するのは大きな誤りで、北京大学のこのような空間が自然に残されていて、それを学生や教授や事務関係者がいまも自然に使っている、これが本来の中国の姿なのだろうと思いました。
昼の十数人の学生さんとの話もたいへん意義がありました。はなしがいい方向にいい方向に向かっていく感じを持ちました。なんかずいぶん気を使ってもらっているという、印象を持ちました。
研究面もびっくりするような面白いはなしを聞けました。
わたくしもちょっと新しいはなしをして収穫がありました。

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