故宮博物院と胡同の下町で

きょうは土曜ですから、ブログも休みですがせっかく北京の紫禁城、つまり故宮を訪問したのでごく短くかいておきます。訪問先の学生さんのガイドと研究所の車を使わせていただいて、故宮のそばまでいって、ゆっくり見物をしました。見物のなかには、中国全土からの「おのぼりさん」団体の雰囲気の見物もありました。
前回は15年前でしたが、ほとんど憶えていなくて、今回でずいぶんしっかり頭に入りました。前回はガイドもありませんでしたし、それに天安門周辺の見物の後だったので駆け足だったのでした。

ともあれたいへんな建造物群で、中国皇帝なるものの気持をおりおりに忖度できるような気分になりました。
たいへんな見物客ですが、なごやかな雰囲気で、笑顔が非常に多いのが印象的でした。
前回の訪問時と比べるのは困難ですが、急速にゆたかになる中国を実感できることはまちがいありません。

お昼頃に見終わって、そこからえんえん天安門広場からずっとあるいて、そのあと、車にのって、下町である胡同にたどりついたのは2時近くで、湖のそばで魯迅の小説で有名なレストランで遅めの昼飯を食べました。
庶民の町胡同は、たいへんに活気があって、ほとんど平屋の家がびっしり棟をつらねていて、碁や麻雀、将棋などを町のひとたちが路上でやって、周囲を人が囲んでいたり、昼間からビール瓶を林立させて、みんなで食事をする光景がなんども見られました。
朝から、約12キロ歩いて、そこで止めてホテルに戻りました。

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