バーゼルの町

きのうは行事の終わったあとで、5人ほどで川の向こう側、つまりドナウ川を渡るこの町でいちばん古い橋のたもとにあるレストランで晩飯をとりました。
いい雰囲気ですが、わたくしはもうなんべんもこの町にきて、いちどは3か月近く住んだのにさっぱり地図が頭に入っていません。短期住んだときはしゃかりきに実験して、すこしうまくいくとすぐスキーか何かに行ってしまって、町を知ることも、楽しむ機会もほとんど無かったかもしれません。
それにスイスのドイツ語圏に偏見があったことは間違いありません。
これから昔の知己も増えたことだし、また来る機会が増えるかもしれません。
豊かな町で、世界に名だたる製薬会社がいくつかあるわけですから、不景気風はまったく吹いている気配がありません。
女性の路上スモーカーと肥満がかなり目にとまりました。話題にすると、そうらしいというレスポンスがありました。

きょうは昼頃にVillarsに向かいます。ローザンヌの近くまでいって、レマン湖沿いの山腹にあります。夕方からセッションが始まります。

研究面ではとてもいい刺激がありました。やはりface to faceでできたら一対一でしゃべるのがいちばんいいのだ、という当たり前のことを再確認しました。

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