先週書いたことで、足利事件のDNA鑑定はどこかの大学の法医学教室でしたのかと思っていたら誤りでした。警察直轄の科学警察でやったとかです。これでは身内ですから、こういう難しいしかも再審理の要請が出ていたものですから、検察はただちに第三者に依頼して分析し直すべきでした。そういうフェアーさがあったら、本当に救いなのですが。
テレビなどでことの様子がだんだん明らかになるにつれ、菅家さんがいかにひどい目にあったのか、はっきりしてきました。瀬戸内寂聴さんのいう「絶望的な」取り調べなのでしたか。
多くの国民はこれはひどい、こんなことがあるのだろうか、という気持でいっぱいでしょう。なにしろまだ真犯人はどこかにいるのです。この20年間のあいだに再犯をしていた可能性はかなり高いのではないでしょうか。DNA試料が残っているのですから、他の類似事件での再犯の可能性を証拠物件にもとづいて、調べるべきだし、その結果を検察や警察は直ちに国民に報告する義務があると思うのです。
畑仕事のあいまにちらっと聞いた、田原氏の番組ですが、関係する検察、裁判、警察の人たちは、逮捕されるべきだといっていた(ように聞こえました)のが決して極論ではないように感じました。この一件で実に深い傷を司法は負ったと思いました。
岡田ジャパン、ワールドカップにいけることになりました。
あのシリアの怪しい審判のもとよく勝てたとおもいます。
最近話題にしませんでしたが、日本代表の試合は必ず見ていました。
たしかに強くなっています。どこがどう強いというよりはチームがまとまっていい感じなのです。
岡崎とか、内田とか、ヤングパワーの力は納得です。
岡田監督については辛口のコメントを色々書いたので、反省の弁を書かねばと思っていました。かれも注意深く発言を聞いていると、スケールアップしています。ベストフォーに入って、世界を驚かせよう、という発言もすこしですが現実感が出てきました。
今回のウズベキスタン戦もファイトを表に出していました。
日本代表、頑張れ、頑張れと素直にいいたくなりました。
試合が終わったときに、キーパー楢崎、バックの中沢が抱き合っていたのが印象的でした。
スーパースターは居ないけれども、ひょっとしたらひょっとする結果を生みだすかもしれないという、強く団結した雰囲気が出てきました。日本人らしいチームになったのでしょうか。
しかし、視聴率的にはあまりよくないらしい。つまり人気はもう一つ。こうなったら、南アフリカで結果を出す以外にないのでしょう。それは岡田監督も熟知しているし、代表メンバーもよく分かっているのでしょう。それで、ほんとにいいとおもいます。
自分たちの歴史をみずから作ればいいのです。
週末、畑仕事が多くてたいへんです。収穫もだんだん出来てきています。