ありがたいコメント欄のご意見でした。
新しくロゴに使っているミケランジェロの彫刻写真、これちょっと経緯がありました。このあいだイタリアのフローレンスにいったときに本当は写真を撮ってはいけなかったのですが、周りのみなさんパチパチとっていたので、いいのかとつい記念写真を撮ってしまったのですが、もう一枚取ろうとしたら、係りの人にだめだめと制止されたのでした。
それで、この写真は絵はがきでないことを示すためにわたくしの姿が端にわずか出しました。
これ、いわないと誰も気がつかないと思いまして。でも決して許可されたのではありません。ついうっかりのいけない写真なのです。
きのうAY君、つまり足立君ですが、夕方ラボに来ました。夜遅くまでよもやま話をしました。近辺のかつての仲間ふたりにも声をかけましたが、研究費申請締め切り2日前で、電話の返事はどちらも悲鳴のような声でいけません、というものでした。
足立君もいまや内科医です。消化器学会に研修医でくるのは例外的なのだそうですが、許可が出たのだそうです。そりゃもう立派な論文リストもあるし、ポスドク、京大教官、エジンバラ大学の講師までやったのですから、医師としての研修は必要でしょうが、学会などでの知識のえかたはベテランのはずです。
エジンバラでラボを何年も持った後での医学生への転身ですが、年も年だし、学生生活ほんと大変だったでしょう。医師の試験もこの春うかって、ほんとめでたいことです。さすがに、迷うことなくやりたいことも決まっているようですし、定年のない医師ですからせいぜい体を大切にすればまだまだ数十年は働けるはず。どんな叩いてもこわれないような頑健なおとこですから、現役医師として立派に花を咲かせてほしいとおもいます。
社会に有益な人材としてこれから頑張ることが長崎大学在学中にたいへん世話になった新川先生を始めとする諸先生への恩返しになるでしょう。それに、この道に進むことを勧めてくれた奥さんにも感謝しないと。
日曜ですが、わたくしもこれからラボにでて書類の最後のチェックをするつもりです。