第5回分裂酵母国際会議、上田先生の阿弥陀寺の天井画

ブログ写真を10%程度のちいさい容量にしました。これでたぶん開けるのは軽くなると思うのですが。

たしかにコメント欄をあけましたら、たいへん有益な意見もたくさんでて良かったでした。
わたくしも読まれる皆さんもためになるでしょう。
ヒンクストンとはケンブリッジ郊外の村ですがサンガーセンターなどの研究所やバイオ系の会社関係の研究所もあってわたくしも3回くらいいきました。

研究費の申請は正式な申請の前に、大学の事務のひとたちが書類を見て不備な箇所を探してくれるのです。どこでもやってくれるわけではないのですが。それが、きょうが締め切りです。申請は秘書のSさんにまかせて、わたくしは来週月曜から東京である分裂酵母の国際会議http://pombe2009.net/の準備をはじめました。東大の渡邊さん、山本さんがオーガナイザーです。
会場も宿泊も国立オリンピック記念青年センターというのですか、新宿の近くです。
土曜の31日まであるので長丁場ですが、わたくしたちにとってそれだけの価値ある会議です。これだけ長い会でも口頭で発表できるのはごく限られているのです。毎回400人近い人が集まりますが今年はどうなのでしょうか。前回は2年前にコペンハーゲンでありまして、今年で5回目となります。コペンハーゲンのとんでもない暑さを思いだします。

きょうは昼時に今出川通り北の寺町通りにある阿弥陀寺までいってきました。もちろん歩きです。
妻が絵を習っている上田幸子先生が何年もかけて完成された本堂の天井絵を見に行ってきました。
寺町でもこのあたりは不案内でどこかなと思ったのですが、通行する人の多くが目指すのはこのお寺でしてすぐ分かりました。織田信長のお墓があるのだそうです。
沢山の人が来ていました。21世紀になってもこういう記念の絵を見るのは晴れがましいです。
これから何百年もこのお寺にあるだろう絵を始めて見るのですから。
妻も何枚か板の色をちょっと塗るような作業をさせてもらったようで、嬉しそうにしていましたし、こういう時は見に行くのが夫の勤めというか義務です。
上田先生にもお会いできました。お若く、元気で、美しい。
絵を描くのはほんとにいいのだ、ということを改めて確認です。
妻にもも70才まではずっと初心者の気持ちでいいのでは、と言っているのですが。わたくしはもちろん完全な批評家です。批評家としては、10代前半からですから、玄人はだしですが、それは洋画だけです。
しばらく首が痛くなるまで、見ていました。一枚40センチ四方ということですが下からはずっと小さく見えますし、100枚以上もある沢山の花の絵、大作です。
先生本当に大変だったろう、と感心しました。先生の日本女子大時代の同級生が大勢おられて短時間一緒にお茶を飲みました。
長男のつれあいMさんのお母さんもきておられました。女性が8割かたでしたか。
帰ろうと思って靴を履いていたら、修学院に住むYさんにもばったりあってしばらく立ち話をしました。山科時代の妻の友人です。

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