タバコの値段、アバウトな社会

タバコの値段があがるかのような記事を見ました。倍くらいの600円とかさらに高い千円とかが話題になってるようです。禁煙したくてもなかなかやめられないひとがやめようかと思うくらいの値段がいいのかもしれませんが一方でどうしてもタバコを吸い続けたい人もいるでしょうから、600円くらいが妥当なのかもしれません。合法的な嗜好品であるのですから、いかに健康に悪いとはいえ、禁止的なレベルの高い値段はよくないでしょう。タバコの害はこのブログで何度も取り上げましたからもうしたくないのですが、それでもタバコの害は肺がんしか頭にない人が多いのに驚きます。一酸化炭素ガスが血管や心臓など循環器系に悪い影響があるとかいうと、初耳ですとかなりの人が言います。厚労省や職場での情報教育がされてないのでしょうか。ニコチンはれっきとした身体的な依存(つまり中毒)があるということもあまりしられてないようです。それに、習慣的喫煙者の寿命はだいぶ短いのですがね。そういうことを知ったうえでタバコを周囲に迷惑にならないように飲むのならしかたないのですが。
さいきん食堂で案内する人がおタバコはすいますか?と聞かれます。吸いませんとは言いますが、なにも聞かれずに黙って禁煙、喫煙の場所に行ける方がこのみです。分かりやすいサインがあればそれでいいと思います。

わたくしはキッチリとした社会よりもアバウトなつまりいろいろとあそびの部分がある社会のほうがずっと好きです。タバコもできたら食べ物屋では禁止してほしいですが、法律できめるよりもタバコを吸える料理屋やレストランがあっても別にかまいません。ただ、多数は全面的にすえない方がいいに決まっています。寿司やなどのカウンターでとなりの人がモクモクとすってるところで寿司を食べるのは相当な苦痛です。ただお酒しか飲まないところなら我慢できます。

大学でもわたくしは定年制撤廃などいちども考えたことありません。ただみんながみんなキッチリと同じ年でやめる必要はないし、適当な数の人が残ってもいいだろう。こう思います。逆に教授になるのに年齢が若すぎるとかいう判断もしません。ひとそれぞれでしょう。規則がきっちりないと動かない社会はすきでありません。
何事にもアバウトな社会を嫌う人が今の時代多いのは知っていますが、伝統的なよい社会というのはアバウトな社会なのにとよくおもいます。
子どもの頃に大人はしていいけれども子どもはダメとか言われて憤慨したものですが、やはり子どもの国よりおとなの国のほうがいいに決まっています。

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