くすぶる官房機密費、仕分け点検作業

どんよりとした冴えない天気です。
玄関の前にあるヤマモミジがすこし色づきだして、今年は非常にすばらしい紅葉をたのしめそうな予感があります。

内閣官房機密費すこし開示しようかという機運がでてきたようですが、でも長官はかなりいやがっているようです。
最初にそんなものあるんですか、ととぼけたのがつまずきのもと。
次ぎに、自民党と変わりません、なにも知らせません。こういう返事では野党時代のあの威勢のいい意見はどうだったのか、こういうことになります。
別に国民側もそう詳しく知りたいと思っていなかったのに、民主党は威勢良く開示するといったので寝た子を起こした感があります。いまはぐずぐずしているのでますます印象が悪くなってきています。
要するに日本にもジェームズボンドやゴルゴ13ほどかっこよくなくても、でもやはり諜報的な活動は必要でしょうし、そういう人たちへの支払いも必要なくらい誰だってわかるでしょう。内閣調査室ってたしか諜報をやってるはずのところも官房が面倒見ているのでしょう。外国にいく議員の餞別なんてほんとでしょうか、なにかのカモフラージュとしか思えません。別にどうでもいいのですが。
たぶん野党から与党になってこのあたりの職務の秘密の大変さ加減が分かって、びびっているのかもしれません。でも日本の諜報活動がどの程度の金力と実力があるのかくらいは是非知っておきたいものです。

予算の無駄遣い点検のための仕分けとか対象が何百もあるのですが、それらのなかの文部科学省関係をみると、研究費関係がぞろぞろありました。というかほとんどが仕分けの対象のようです。
内実が分かる人が入っているのでしょうか。
科研費での給与はいまだ謝金という項目に入ってしまいます。なにも分からなければ、謝金が何でこんな沢山なのだ、と言い出しそうです。しかし、実際にはそれは毎年更新の給与なんですね。多くの研究員は項目上は謝金で生活しているのです。

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