けさ坂本の家を出る前にコーヒーを飲みながらテレビを見ていたら、ハイヒールリンゴさんが時事解説をしていたのですが、こんどの仕分けの概評は○が二つで、ペケが二つでした。ふたつの○はなんだか忘れましたが、×のほうはよく憶えています。ひとつは長期でみなければならない科学技術を仕分けるのは良くないというのと、もう一つはこの仕分けが財務省の思うつぼのシナリオ通りにやったに過ぎないのではないか、という疑い。いいこというじゃないか、と嬉しく思いました。そうやそうや、とおもわず声をだしていってしまいました。これたぶん関西だけの番組でバレーの元選手の河合とモモコさんの背の違いに思わず微笑んでしまうのですが。リンゴさんちゃんとスーパーコンピュータの擁護もしていました。えらい!とらきちの経済学の先生が、政治が率先して消費拡大をしてくれないと、日本の先行きは真っ暗とのご託宣。経済界の民主党への反感は日増しに増えてきているでしょう。
今回の仕分けの対象はすべて、財務省が大幅に減額を狙っていたもので、科学技術の競争的研究資金や国策先端研究もかれらの大幅減額目標の標的なのでしょう。財務省の国費で科学をサポートする熱意が低いことは昔からよく知られていました。理由はあんなにとんでもなく頭がいい(公務員試験的に)のに大学院などいく気も無かったメンタリティーにあるのでしょう。
今回のヒーローは文句なしに毛利館長でしょう。財部省の役人があのお台場にある子どもに人気のある科学館が大幅な赤字だといったら、毛利さん、高校や中学が赤字だといいますか?財務省の考えは根本的に間違っている、との反撃をしました。
わたくしもお台場のあの建物に最近も行きましたが、彼のいうとおり本当に努力しているとおもいます。なにしろあのお台場というのは非常に不便で、周りになにもないところで、それなのに年間80万人とかいう入館者数というのは毛利さんの本当に大変な業績です。今回は仕分け説明人の中でも断トツに良かったに違いありません。ただあの建物奥のほうはたしかに役人臭があります。しかたないのですが。毛利さん今回のことを奇貨として、残存する役人のかんばしくない部分のほうは臭いを消せるといいですね。
きょうは畑の収穫が沢山ありました。里芋が非常に沢山、それにまだまだトマトが沢山とれています。
昼飯を近くのタイ料理というかタイラーメンを食べて、畑の後片付けをして、そのあと前から行きたいと思っていた新旭の針江に行きました。水路の集落として著名なところです。
評判通り、素晴らしいものでした。
集落の一角にある川島酒造で日本酒も買いました。試飲したら素晴らしくいいのがありました。
こういう時、車の運転をしない幸せを感じます。
帰路、道の家で妻はオニ柚子なる巨大なモノを購入していました。