昨日いちにち首都圏でやった仕事はどうもブログに書きにくい事情があるのでやめておきます。でもなかなか意義のあることでした。
同窓会誌に書いた原稿は最初に読んでくれたMNさんがよかったと言ってくれたので一安心。
今朝は早くから起きて10時過ぎには京大のラボに戻りました。
暮れからこれまでの間,時間が割けるかぎりずって見ていた論文原稿がなんとか納得のいくかたちになってきました。峠を越えました。
あと二つほど懸案が残っているので、それらがうまくやれればわたくしもやっとましな新年を迎えられる気持ちになれます。
ラボに戻ってN君と議論。最近の色々の仕事の展開を加味してかつての仕事で膠着状態化しているものに、なにかしのぎの筋がないものか、というわたくしの側の理由での議論で。かなり意味がありました。やはり、数日の休暇でも無駄にすごしていないと、自画自賛です。
気になるニュース。
藤井財務大臣、体調が悪いので予算審議を乗り切れそうもない、との理由で辞任の申し出。
マスコミはその理由を信じておらず、小沢幹事長との確執が原因だろうとの記事がたくさんです。早朝ホテルで見たテレビニュースもそう決めつけていました。
天皇接見のことも含め、小沢氏は平清盛化してきたのでしょうか。彼とマスコミの関係は非常に対立的なようです。また検察との関係も非常によくないでしょう。日本という大きな国はこういう類いの一見ちいさくあやふやな問題で具合のわるい状況になっていく感をもっています。いわゆるちりも積もれば社会状況が一変する可能性があります。
検察は小沢氏に任意の事情聴取をしたいと,例のリーク記事を書かせていますが,ご本人は拒否するかもとか。
もう一つの気になる記事は検察がらみで汚職で逮捕された係長の自白で逮捕された厚労省女性局長さんは完全否定を貫いているようですが、この係長さんいまは全部自分の独断でやったことだ言ってるとの小さな記事がでていました。記事は小さいですが,非常に大問題です。日本の検察と大マスコミがつるむと国家権力の基盤が崩れていく感をもちます。これでは戦前とおなじパターンです。罪のないひとが逮捕される、長期に勾留される、恐ろしいはなしです。
わたくしがこの検察と大マスコミの共同リーク,垂れ流しキャンペーンにしつこく悪く言うのも、これが国内でおこってるいろいろな諸悪のなかで最悪と個人的に思っているからです。リーク関係者を逮捕断罪すべきと強く思います。
一刻も早く,韓国並みというか諸外国並みに被疑者と勾留されても直ちに本人がマスコミに向かって自分の言い分を発言できるようにすべきです。