本当の中学生、数え年礼賛

うー、寒い。ひどい寒さ。
ことし一番の寒さだと聞けばさもありなんです。
この時期が毎年一番寒くなる傾向はあります。
桃山までいって中学生と対面してきました。
今回で4回目、たいへん勉強になりました。いろいろ分かってきました。
わたくしの考えていた中学生と本当の中学生にはギャップが有ったかもしれませんが、でもやはり想像どおりという面もありました。
このシリーズを可能にしてくれた学校の先生たちそれにSさんにほんとうに深謝です。

前にも触れましたが、最近数え年の良い点を感じます。
生まれたときにもう一才です。満年齢のゼロ才よりも、母の体内での期間を反映していいじゃないですか。考えてみると生まれてきた赤ちゃんがゼロ才なんて。失礼なことです。立派な一才としたいものです。
それに、お正月にもう一才増える。
これも全員いっせいに年が増えて悪くない。誕生日主義でなくみんな同じ日に年をとる。つまり、時代の進展を感じます。正月に年が改まることを実感します。
日本は敗戦まではこの数え年を使っていました。わたくしもぼんやり記憶に数え年齢で呼ばれたりお正月にみんなが年をとることを憶えています。
ネットの知識では、数え年はいまや韓国だけとか。中国は使っていると思ったら、そうではないようです。文化大革命後に止めたとか。やはりこの革命が悪かったことを実感します。東アジアの良さの例だったのに。北朝鮮も満年齢とか。情けない。
東アジア共同体とかがもしかしてできるのならどうでしょう、この数え年、日本も復活したら。
わたくしは好きです。韓国の頑張りに敬意を表して。
わたくし数え年なら、ことしの元旦にいい年齢になったのですが、満年齢ではだれも祝ってくれません。誕生日でなく元旦に祝ってほしかったですね。

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