兵士の背嚢の中身

わたくしが自分は兵隊気分で一生生きて来たなどというと知り合いはみなげらげら笑い出します。わたくしのラボの若い人なら顔をしかめるでしょう。古い知り合いなら将軍そのものの人間が兵隊なんてよくそんなこといえるもんんだ、呆れるのもいます。でもこれ結構真面目にいっているのです。ただ、そういえば呆れたり怒ったりするひとがいてもしかたないと思います。将軍様というと北朝鮮の関係者だし、まったく自分にはそぐわないのです。それに風貌だって、兵士的なはずです。自分ではそう思っています。
こんな前振りの話題なんですが、財布とか定期入れとか小銭入れとか、自分はどうしているかということです。一見ぜんぜん関係なさそうですが、でもあるようなのです。

わたくし小銭入れは今は平たいヤツを使っています。簡単に拡げられてすぐ必要な小銭を拾えます。堅牢で、ホック付きなので小銭が散乱するようなことはまったくありません。手作り市のお兄さんの製品で非常に気に入っています。がま口型のは、小銭を探すのが難しくて使いません。財布は、平素持っているのは薄い二つ折りの紙幣入れで、紙幣を二つおりに差し込みして、一方には透明なプラスチックな差し込みスペースがあります。ICOCAのような通勤用ICカードとか市バスに乗るときに必要なするっと関西というカード、それにJR駅からのバスの回数券がこの透明なプラスチックのすきまに入っています。あとは夜間時に建物に入るためのカードもありました。このかなり薄い皮ケースを平素ポケットに入れてそれで殆どの平素の金銭生活は用事が足ります。この優れ物紙幣入れも手作り市のお兄さんの製品です。

問題は、あの膨大なカードです。銀行用、ビザのようなクレジットカード、買い物カード、免許証、職員証、保険証、診察カードなどを入れると何枚あるか見当もつきません。いま勘定したら38枚ありました。これ一つの財布に入っています。財布は当然大きくなっていま測ったら20x10センチに3センチ弱の厚みがありました。銀行からお金をおろすときや病院にいくときは必要ですのでリュックにいれて持ち歩いていますが、海外に行くときは持ちません。クレジットカード2枚と外国銀行のカード1枚だけにしています。そうそう、それに乗る航空会社のカードも持ちます。
航空会社のカードはJAL, ANAとそれにデルタ(このあいだまではNW)です。よく乗るのはKLMですがこれは結局デルタとも一緒のようです。デルタのカードは持っていますが、でもデルタに乗った記憶がありません。

買い物カードは地元のスーパーとか、DIYの大型店にそれにBICカメラとか、これに東京で必要となるPASMOですか。ともあれなんとかならないかと思いつつもこの大型財布を持ち歩きます。ただ開けることは一週間に一回もないこともあるので、持ってるだけで安心という程度です。兵士も背嚢を持って生活をしていたのでしょうから、わたくしの背嚢代わりのリュックなどはいまや軽いものです。パソコンが軽くなって、あとはiPODと上級SUDOKUと老眼鏡の入った眼鏡ケースがあればどこでも1,2日間くらいはまったく退屈せずに過ごせます。沖縄に行くときはもうすこし持っていくのもあるのですが、それはまた別の機会にします。

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