口蹄疫清浄国からの陥落

宮崎県の口蹄疫の蔓延、大変な災害であることはいうまでもありません。

気になることはまだ報道ではどこから感染したのか分からないようです。発生源での事情である程度の推測はつくとおもうのですが。報道されていないようです。
付け焼き刃の知識ですが、口蹄疫はウイルスで牛や豚などに次々に感染します。他にも50種類にわたる動物に感染するそうです。
小さな一本鎖RNAウイルスでピコルナ科に属します。pico-rnaまさに小さいRNAウイルスです。
長いタンパクであるポリプロティンを生産し,それがいくつかのタンパク質に切断されるようです。伝搬能力にすぐれ、風で運ばれ海上では250キロ、陸上でも60キロくらいは飛んで行くそうですから、風下の家畜動物が危ない理屈となります。ウイルスとしては人のA型肝炎ウイルスやポリオウイルスと構造的に似通っています。
この口蹄疫ウイルス、牛ではウイルスがキャリアー化するのだそうで家畜ウイルスの中では圧倒的に被害が大きくなるとのこと。日本はずっと口蹄疫清浄国だったのですが、これで地に墜ちてしまいました。
宮崎県での被害は現場では筆舌につくしがたい悲惨なものとなっているのでしょう。
報道は勇気をもってこの事態に立ち向かって正確かつ今後どうするべきなのかを我々に知らせて欲しいものです。
人間には感染しないこともあり、またあまりの感染性の高さに研究よりは防疫対応のほうが重点とされ、文献的にもことの重大さに比べると、基礎研究はそれほど多くないようです。
宮崎県から外部に感染がでないで終息することを切に祈りたいものです。

昨夜はバタンキューで寝てしまいました。
畑仕事の量が半端でなく、ひとつひとつやっているうちにあっというまに夕方となりました。
相当の時間が雑草取りや畑の整地でその後で、苗をうえたり種をまいたりでした。
暗くなる前にやっと草刈り機を使って雑草が非常に気になるあたりを刈る時間が作れました。
最近は収穫もどんどんあって、サラダなどは自家製野菜で全部いけるようになってきました。
寒い春でしたが一挙に暖かくなって、仕事の量が飛躍的に増しました。

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