日本サッカーへの処方箋、山中伸弥さんの新研究所、飢餓の意味

負けました。負けてくれましたというか、まったく勝てそうにないゲームでした。日韓戦。
本田いいところなし。俊輔だめだめでした。唯一森本の存在感を感じました。
監督は,選手は精一杯頑張ってやってたのに、すみません、ということでした。やめてもいいですよ。という意思表示でしょう。犬飼会長に辞意をもらしたのにそれなのに元気づけられたとか。でもあと二回の友好試合も連敗して、それでワールドカップに監督変えずにいくのでしょうか。犬飼会長意外に根性無しだなと思いました。彼からは連敗したら新監督で南アフリカに行くくらいのセリフが当然あるべきでしょう。その場合を想定して新監督の準備くらい、あなたしなさいよ、といいたい。
選手には心理的なショックが必要でしょう。新しい世界観の注入が必要でしょう。
こんなひどい状況になったら、土壇場でも監督を変えるのがいいに決まっています。南アフリカからは、オシム監督におねがいするとかなんとかあるでしょうに。あと2連敗してそのままずるずる南アフリカに行って、それで三連敗したらホントひどいですね。犬飼会長はほんと腹切りですよ。

きのう【無用の用」などと気張ってみせたのは後から考えると,昼頃に新しい京大の広報誌を読んだあとだったからに違いないと思いました。あたらしいiPS研究所開設にともなう山中伸弥さんのかなり長々した挨拶文を読んだのでした。そこには延々といかにiPS細胞が役立つかそのための役立つ研究をいかにやるかと延々と書いてありました。iPS細胞がめちゃめちゃ役立ちそうなことはそうおもいますが、改めて役にたつぞとの連呼的文章をよんでいるとなんか、疲れてきますね。わたくしの個人的反発にすぎませんが。京大の研究者の多くはこれをよむと空気の薄さをかんじるだろうな、と無意識的に感じましたがそれは杞憂でしょう。でもまあ素直にご同慶のいたり、と思いますよ、本当に。

飢餓の意味を考えることが多くなりました。
もちろん研究レベルのことですが。大食しても飢餓状況におちいることはあるのですね。
つまり食べ物を沢山たべて体中を循環する血管は栄養分で溢れているのに、個々の細胞は飢餓状態になってしまう。つまり個々の細胞は栄養を取り込むことができなくなってしまう。
こんな飢餓状況はかなりきつい。大食しても痩せこけて、表面はぎらぎら栄養分で充ち満ちても,体の中にまったく栄養が入らず行き渡らずに最後は栄養失調で死んでしまう。飽食の果ての飢餓による死です。そういうことは現実に起こるのです。
テレビを見続けていると知的にそんな風になってしまうし、いまの日本の文化状況をかなり説明出来る飽食と飢餓の一つの関係なのですね。

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