10:10 朝ラボにきて一仕事して、それでコーヒー飲んで、とカップ片手にネットを開けたら、鳩山首相辞意というニュース。きょうはこれを話題におりおりに書き込みましょう。
ロンドンのM君がもう来る頃です。
11:55 M君との議論が一段落して,ニュースを見ると、鳩山首相も小沢幹事長も辞任とか。速い事態の進展に驚きます。政治はまさに一寸先は闇ですね。4日に新代表を選ぶとか。けさ、この際民主党は思い切り若返ったらどうか、などと話したものでした。細野幹事長に原口首相くらいまで若返ったら面白いと言ったら、珍しく妻が同意しました。
13:51 首相の辞任挨拶は20分も続いたということです。以下はその一部、
このことで私自身は職を引かせてもらう。先般小沢一郎幹事長に「私も引くが、幹事長も引いてもらいたい」と申し上げた。幹事長も「分かった」と言った。とことんクリーンな民主党に戻そうではないか。そうなれば国民のみなさんに聞く耳を持ってもらえるようになる。
私は宇宙人だと言われている。私なりに勝手に解釈すれば、5年、10年、20年先の姿を申し上げているから何を言ってるか分からないと国民に映っているかもしれない。日本の政治は根底から変わりつつある。5年、10年たてば鳩山が言っていたことが分かっていただける。
どうも国民に親しまれないうちに辞められた,ということなのでしょう。
14:15 もちろん選挙対応の辞職とはいえ、こうあっさり辞めるとはだれも思っていなかった。それほど選挙の予測は厳しいものだったのでしょうか。安倍、福田、麻生、鳩山とよくぞ続きも続いた首相の子供か孫が首相となるこの悪い結末、日本国民もいいかげん目をさまして、自分たちの議員の選び方がこういう結果をおこしていると反省すべきなのでしょうか。辞める小沢氏も反省しているといってるそうです。どこのどの部分を反省しているのか知りたいですが。
16:10 ここまでのネット記事をチラチラ読むと、朝日と時事が客観的かつ自前の判断で事態の変化に負けずに報道してるとおもいました。ほかはかなり程度の低い判断で事態の変化について行けずに記事を書いている感じ。時事は鳩山首相が辞任の記者会見を拒否している、ことを強く批判的に報道。まったく同感。手前勝手なことをいって辞めた首相に記者が厳しい質問をするのは当然でしょうか。鳩山首相はおどろくほど勝手気ままなことをいって辞めたなと思いました。
また朝日は当然ながら小沢氏がどう動くかをそれなりに客観的に報道しています。他はこの点で、落第。
21:20 夜自宅でテレビのニュースを見ています。
鳩山首相なんか軽いなあ、無責任だな、というのがこの一日の印象です。
好き勝手を言ってこれじゃね、終わってしまうのもしかたないか、という印象。
力発揮なかばの小沢幹事長どうするんでしょう。完全に姿を消せるでしょうか。
菅さんが後継に出るそうですが、この人も半年くらいで討ち死にしてしまうのではないか、という心配があります。菅さんにはマスコミは誰も遠慮しないでしょうし。
マスコミがすこし遠慮しそうな人を選んだらどうなんでしょうか。
23:35 結局選挙対策的な辞職劇となって自民党は慌てるし、マスコミもどう反応していいのかわからず鳩山首相の最大の功績は小沢氏と共に辞職したことだ、などと情けない論評に終始していました。この一日を終わるに感じることは、日本は政治やマスコミの世界に傑出した人物はほとんどいないのかな、という感想でした。それが事実ならばフィードバックして国民に影響がでますが、それも含めて国民は慣れていて何があっても驚かない、そんな風になっているんだとあらためて認識。4年に4人の総理が替わったのだから,当たり前でしょうか。5人目もたぶんそうなると多くの人は今や思っているでしょう。
いっぽうで、今回の辞任劇でいちばん怒っていたのが沖縄県民だったと言うことは事実でした。