ドイツ、スペインの準決勝朝4時に起きて寝ぼけ眼でテレビをいろいろ動かしてもさっぱりサッカー試合がでてきません。おかしい、おかしい、なんだなんだ、とおもってるうちにどうも沖縄のチャンネルでは見れるところがないらしいことに気がつきがっかり。
スペインの勝利。あの強いドイツが翻弄されたようでした。分からないものです。スペインはたいしたことないとか言われていたのに、強いこと。しかしみてないので何も言えません。
京都に戻っています。あした堀川高校で一年生相手に講演です。堀川高校、公立で京大、東大にどんどん入るというので全国ブランドの進学校です。相手が16才と思ってなめてはいけません。対等の相手という気持ちでやります。
一時間と思っていたら、全部で2時間とあり、慌てています。それでなくとも、準備が。父兄もすこしいるらしいです。秘書のSさんが先生わたくしも父兄に隠れて聞きますといってるので、やたらな話できません。さっき、所在を確認したところです。まさに堀川通りに面してあるらしい。
菅内閣、結成以来まだホントに短いのに支持率どんどん下がっているとのこと。早過ぎる没落です。9月の党代表戦、しのげるかどうかも心配になるような状況でしょう。
いまの日本人、政治家を見る目がどんどん肥えているというか、シビアというか、否定感情は強すぎるくらい強いのではないでしょうか。菅内閣の信頼性が迅速に低下していることは間違いありません。
わたくしも聞きました、首相が興奮して大声で消費税あげるかわりに,収入が多くない人には税金を還付するという。それが200万から400万まで演説のたんびに変わりました。
400万円の年収なら全額還付されるのなら、年金世代の大半は消費税を払わなくてもいいように、わたくしには聞こえました。そんなプランが浮動票や若い世代の支持を得られるはずがありません。
わたくしも若い頃というか40代以降になんどか教室主任などをして、奨学金の審査で親の収入証明を見て、なんと日本では自営業は有利なんだろうと、つまり自営業の年間収入は一般的にものすごく低いことを実感しています。収入が捕捉されるサラリーマンの5分の1くらいの収入者が日本では多いのですね。年金世代も収入では低くても表にでない収入で楽な生活をしている人は決してすくなくありません。税に関する、不平等感は民主党になったからといって解消などまったくされていません。
消費税をあげる前に国会議員の歳費の4000万円を半額にすることを先ず実現して、公務員の給与を20%下げる法律を通してそのうえで、日本は戦時体制とおなじなので消費税をあげてくれと言えば国民の多数は賛成したでしょう。まず国会議員の収入を激減しないことには、なにも動かないでしょう。その点名古屋の河村氏はほんとにえらい。政治に情熱を持つ人は極端に低そうな収入でも平気という、この気持ちが欲しい。貧乏そうなら庶民の浄財も集まるでしょう。
このあいだの旅行中、話題が豊富な仲間といろいろしゃべったときに、わたくしはなんどもところであんた経済わかる?と聞いたものでした。ただのひとりもわかると言ったものがおりません。もっとも信用出来ないものであり、信用出来ない人たちがやるものだ、という人ばかりでおどろきかつ安心しました。理系の人間には分からない世界です。
ところがわたくし経済がわかる、と錯覚しだしております。
極端に意見が違う、これが経済学なんだ、こういうことです。
だから消費税なんかやらずにじゃぶじゃぶお札を刷って経済成長をしろという意見もありだし、とんでもないという意見もあり、なんだと言うことが分かるんです。
まあひどいものです。経済というものは。