代表選の後を思うとウンザリ、宿便説、世論調査政治、外国就労関心に40%はすごい数

きょうはこれから日帰りで東京にいって、高校卒50周年の同窓会に行ってきます。誰かにぜひあいたいというよりはむしろ感慨というか感傷にひたりたい、という気分です。このあいだ米国細胞生物学会向けに50年後の細胞生物はどうなるか、というエッセーを書きましたが、逆に50年前のことをしきりに思い出したものです。たしかにすごい時間長い時間でした。わたくしの学問との関わりにおいては。大学一年からいままですからね。

火曜に民主党の代表選があります。結果はどうなってもウンザリです。大マスコと検察共同体の考えるいろんなオプションがでてきて、半年後くらいに内閣が倒れるまで大騒ぎでしょう。両方に自制心はないでしょう。どうなろうと検察審査会による小沢氏の強制起訴はあるのではないかとおもっています。検察審査会というものが検察に対抗するものでなく、検察のやどり木みたいなものらしいので。世論なるもののガス抜きに使われがちらしい。
菅氏、小沢氏、日本の政界の「宿便」みたいなものだとわたくしは個人的に思っています。宿便というのも出てくれないと困ってしまうという意味です。おふたりに舞台を提供しないと、宿便が日本体内から「はい、それではさよなら」、と出ていってくれない、そんな意味です。菅氏は前回の参議院選とわずか3か月で充分に舞台を提供したとおもうのですが。もう宿便であることはいつやめてもいいでしょう。小沢氏も今回の舞台で堪能されてもう宿便化は終わったと思いたいのですが、本人はどうなのでしょうか。案外本気に首相になりたいと思っているのでしょうか。日本の政治の未来はお二人さんの宿便がすんでからと思います。ただ、小沢氏が気持ちよく宿便を終わって欲しいのですね。小沢党の数が多いですから。怨念だけはやめてほしい。それに彼のいってることの中には真理がおおい。どぶ板庶民を知っているのですから。あまり小沢氏をいじめないで欲しい。
もうひとつこの世論調査政治早く止めてほしい。大マスコミなんて消えることはなくてもいま毎年縮小化を辿っているのです。いい加減におのれの未来を感じて欲しい。20年後にはどうなっているのか、どんなに小さくなっているのか、分かりません。テレビも地上波が馬鹿げた番組と知的に最低な番組をやってるうちにこれも縮退を繰り返すはずです。そんな展望のない組織がやる、というか世論調査会社に依頼費安く叩いて注文したくだらない質問内容の世論調査、どこか一社の当番で回り持ちをすればいいでしょう。結果を共有すれば。それなのに、よほど値段が安いらしくて、どこの大マスコミが独自に毎週みたいにやるのがおかしい。
しかし、あの慎重なNHKが大量のお金でやった調査では菅氏が圧勝という結果が出ているらしい。それでNHKの9時のあの陰惨な小沢氏インタビューとなったと思います。このNHKの調査がどこまで正しかったのか、これはしりたい。つまり小沢氏支持とは大マスコミにはっきりいいたくない民主党支持者と関係者はっじっさいにどれくらいの数がいたのか、それは知りたいとは思います。
このような愚かしい世論調査で毎週の政治を決めるのはほんとに世も末です。政治は料理番組ではないのですから、希望のあったメニューを作ればいいのではない。

わたくしが一番関心を持ったニュースは20代の日本人が40%も海外ではたらくことを真剣に考えているという事実です。そうか、世の中変化してきたのだ、と思いました。ただ、希望国が米国や欧州と聞いてがっかり、その40%の若者たちにあなたの英語力は、フランス語はドイツ語はなにか他の外国語はと聞きたくなりました。でも40%というのは非常に多いと思いました。ただ、中国だろうがインドだろうがぜひ行って働くべきです。年を取ったら20%以下になるのは当たり前でしょう。それなのに読売の見出しは40%が低いかのようなので呆れました。なにを考えているのか。ほんとトンチンカンなマスコミ連中が増えているのは良識のNHKの画面にでてくるわかてのアナウンサーや報道記者の風貌をみればすぐ納得します。

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