きのうはなぜか沢山平素より800くらい訪問者が多いので、なぜかと思うとやはりiPS細胞とノーベル賞の可能性について触れたからでしょうか。それで訪問者が多いうちにこの件もう一回触れます。昨今のiPS騒動(あえてそういいます)は戦艦iPSとか旗艦iPSとでも呼べるような官民を挙げての研究費の無制限の(ようにみえる)消費、基礎生物学になじまない研究環境の雰囲気が基礎系の生命科学機関に蔓延しだしています。それでなくても仕分け以降漂流感を強く持つ生命科学者の多くが日本でこれから基礎的な生物学をやるのに自信を失い、非常に困難と感じだしています。わたくしとしては、東京に生息する影響力のあるかた達も含めて、誰も聞いてくれないでしょうが、強く強く警告したいです。いまの現状は非常によろしくないと。このままこんな傾向がつづけば10年、20年、30年後に厳しく罰をくらうでしょう。