分子生物学会のこと

朝は米国から一時帰国したK君と研究のはなし、昼近くからお昼ごはんにかけてAさんの研究のはなし、これらは大切。それから慌てて新幹線で東京へ。夕刻に有楽町である分子生物学会の会合出席のためです。学会とはそれなりの社会的意義があると世間では考えられていますが、そうでしょうか。邪魔かもしれませんし、社会の進歩にたいして反動的なものもありうるのは学術会議に行くとよく分かります。この分子生物学会さいしょは単に一年に一度やる年会に数百人が集まるためだけを目的に作ったのに、いつの間にやらマンモス化して万も会員がいるだけで、なんだか社会的に意義があたかもあるかのようになってきました。だいたい、そういうときはもう役割が怪しいことになっている証拠なのですね。いまや民主党が予算を切るぞ切るぞと脅かしをかけて来たときに反応してそれはいけない、とパブリックコメントをメールで送るような動員もかけざるを得ない、そんな感じになってしまいました。自戒しないと。さて、誰がトップになるのでしょうね。今日出席する人たちの投票で決まるのですが。

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