頭がもう一つ欲しい、元気のない生命科学者

今週は今の研究費の最終評価とかいうのと、研究費の胴元JSTの主催するシンポジウムがあって東京に木金といきます。週末には長らく会ってない高校時代の級友たち奥さまもまじえて比良まで泊まりがけで遊びに来てくれます。先週は沖縄で、帰ってすぐ分子生物学会の理事会で東京。来週はドイツのハイデルベルグ。到着まで絶対プログラムを教えてくれないので、全日程参加せざるをえません。でも竹市さんや難波さんの名前があるので旧交を暖められるのが楽しみ。比良敷地内の古家の改築も進行中でいろいろ指示。それにそもそもいちばん大切なAさんS君仕事のまとめに寸暇を惜しんで必死。頭がもう一つ欲しい。切実な感じ。
もうひと言しておきます。いま国内の生命科学者総じて元気ないですね。自分がそうだから、他人もそうみえるのか、気のせいかもしれませんが。でも会合にでて最初に感じるのはそれです。このあいだの学会理事会でも元気が良かったのはAさんだけ。iPS研究がいまの日本にまきちらすネガティブな面をいったら,うなずく人はいてもそこまでで、話は終わり。どうなるんでしょうね。わたくしも来年から沖縄なので、誰とも会わなくなるので,日本内の変化は分かりにくくなるのでしょう。

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