オバマ大統領の大敗、TPPとかいう怪しいもの、野球の放映

文化の日、沖縄への旅行日となりましたがさっきホテルについていまちょっと寝る前のひととき追加のブログを書いておきましょう。
オバマ大統領の中間選挙の成績表は×印が沢山付きました。上院も差を詰められましたがかろうじて多数をとり、下院ハウスは惨敗です。よくわかりませんが米国民の多くはもうオバマ氏の政策の犠牲になるのはいやだ、と。理想でなく雇用、生活が苦しい、この本音がでてきたようです。わたくしはイラクをやめてアフガニスタンに行くというジレンマ、外国との関係も中国ばかり重視して結局米国が得たものはわずか、これじゃ駄目だと思ってました。オバマ氏これからどうするのでしょう。ますます自国の経済権益重視になるのでしょうか。日本と似た議会のねじれがこれから世界にどのような影を落とすのか。
なんかとつぜん大規模農業に切り替えて開国しようという大マスコミの大合唱です。飛行機でよんだ日経はこの環太平洋パートナーシップ協定つまりTPPを日本再生の最後の機会、とまで言い切っています。どうしてそんな自信を持てるのか、眉につばをたっぷりつけたほうがいいでしょう。ニュージーランドは大阪と同じくらいの人口、マレーシアと日本は経済社会環境が根本的にちがいます、こういう国の主張をすぐ受け入れる必要はありません。日本の農業を大規模にして体質強化するのは一見たいへん良さそうですが、実は違うというのが真相だと思います。この問題はとても難しい。腰を据えて議論をしていく必要があります。ひと言でいえば千年の歴史のあるいまの農地の多くをどうするのか、士農工商の90%の農民という社会構造がまだ残っている日本の農地をどうするのか、旧農民家族をこれから日本はどうしようか、というこの議論抜きにTPPに参加すればいいというものではないでしょうし、日本の根幹に位置する問題に違いありません。

日本シリーズは地上波放映なし。これをどう見るか。ロッテ、中日が人気が無い、と見るのか。地上波の会社はどこも経営が苦しい、とこう見るのか。地上波局の低落を象徴する出来事とおもいます。どんなに頑張っても相当多くのひとはもうデジタルテレビを買わないでしょう。そのかわり携帯のワンセグとか、さらにはパソコンで他のビデオなんかと並列して見るかどうか決めるようになるのでしょう。広告料の得られない地上波テレビ局の多数は閉鎖して、NHKのような政府系の局か、少数のスタッフで経営する群小の衛星系局にとって変わられるのではないでしょうか。選択肢が100以上もあったら、と想像するだけで結論ははっきりしています。通信販売の広告くらいしか得られない時代がもう目の前のテレビ局なのかもしれません。

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