テレビの人気者で太った人たちが最近多いというのか、目立つような気がします。
なぜ太るのか、太りたくなくても太るのはお正月でも体験中でしょうが、体の中にいれる食べ物が多すぎるというか、消費するカロリーよりずっと多ければ太るということです。これ自体はあまり知的刺激はうけず面白くないのですが、でもどう太るのか、これは案外面白い。太った人をみてもかなりの違いがあります。頭の後ろが異常に肥えているような人もいることをテレビで知りました。一般的に皮下脂肪が増えると体全体が太ってくるし、腹部に脂肪が溜まるとお腹が出て、内臓が脂肪だらけになって健康上芳しくないのは皆さんご承知の通り。しかし、体全体がふとってもやはり心臓に負担がかかるのでそちらがまずくなるのもよくある話しです。この体質的と生活習慣的に、オーバーカロリーになるとからだがどんな風に太るようになるのか、予測がどこまで可能かです。予言図みたいな三次元の肥満予想図を見せられたら,どんな風に食生活が変わるでしょうか。生まれつきというか遺伝的に決まった面と生後の生活習慣が影響するのと両方ありますが、生まれつきの部分がきちんと理解される必要があると思います。もちろん食べ物自体も体のどこが肥満肥大するのかに影響を与えるでしょう。それに運動というか肉体労働のタイプでも肥満の様子は異なるはずです。細胞の肥大化というのは面白い問題で,その肥大の原因の一つに過食というか栄養過多というのがあるはずで、栄養もいろいろあるので、どれが多すぎるかでも体のどこが太るかは異なるでしょう。細胞の肥大というか細胞の肥満の種類は実は膨大な種類があるのかもしれません。しかし、脂肪細胞以外細胞の肥満を真面目に研究しているのは意外にすくないものです。人類の歴史では過食は比較的新しいし、特に脂肪やタンパクの過食は人類史上未曾有の出来事としていま進行中なのです。、米国を肥満最先進国としてこれから一体肥満社会はどうなるのか、日本にいると忘れがちですが、非常に興味深い問題です。
きようのおわりに,言っておきたいのは、もしも顔が最初に太ると肥満は減るかもしれません。どうも顔が目立って太り出すのは最後に近いような気もします。これを最初の段階になったらみずからの肥満に辟易として肥満にならないように努力するかもしれません。