野田聖子さんが出産したとのニュースです。
人によって受け止め方は著しく違うのでしょうが、でも共通して野田聖子さんすごい、えらい、こういう感想は持つでしょう。わたくしでも彼女がずっと子供がほしくていろいろ大変な経験をされていることはニュースでも知っていますし、しかもその間の出来事とか経験を出版によって公開しました。現代先端医療を駆使して母親となる、「先駆者」の役割をはたしていることに深い敬意を持っています。
こんどの出産は体外受精ばかりでなく、卵子は自分のでなく第三者からの提供ですから色々な意味で先駆者です。母親という素晴らしい経験ばかりでなく、子供を産むことにおいて、たぐいまれな経験をしたかたが国政にもあずかっているわけで、そのことをぜひ反映した政治活動をして欲しいと思います。報道では50才ということが強調されていますが、たしかわたくしの記憶では60才以上の女性が妊娠されていますので、決してレコード記録ではありません。長い長い母になるための努力がついに実を結んだという事実に本人はもちろんのこととして、心温まる思いをした人々が沢山いるでしょう。
そのことはさておきこのようなことは米国でしか出来ない、という事実は考えさせられます。しかも野田聖子さんのようなケースは非常に高額だとも聞いています。
日本のような高度の少子化が進んだ国がなぜ出産についての医療先進国になりにくいのか、この点も考えさせられます。すべての規制をすべて取っ払ったあとで、どうしても規制するべきというものとてい何が残るのか、そういう発想がひつようなのではないでしょうか。
ところで昨日から沖縄に来ています。
今朝は寒かった。本土並の寒さでした。