大マスコミはこれから大丈夫なのか?
世界共通の問題で、海外の大マスコミも必死で対応しているのがわかります。動画をみようとすると無理矢理コマーシャルが入るとか、いかにしてお金を得るか、大マスコミの経営的な衰退は世界的な傾向なのでしょう。わたくしも近親者に何人も大マスコミで真面目に一生懸命働いていますので人ごとではないのですが、正直心配です。とくにネットでみる大マスコミのニュースなどが印象良くないのですね。これが実際の誌面でみるとまだまだ決して悪くなくて、なかなかいい記事や論説が出たりもするのですが、そういうのはネットで読めないのが今の日本の大マスコミの状況です。新聞を購読しない若者が多いのですから、ネットでみる大マスコミの印象が悪いと未来的には非常にまずい。
ところが唯一気を吐いているのが日経、つまり日本経済新聞のようです。記事的にふらついていないのと、読もうとすると課金されるか登録しないといけない。
わたくしはしてないのでそこで読むのをやめますがでも日経は毅然としていいじゃないか。自宅で購読していれば後千円足せばネットで新聞全部を読めることも知りました。経済記事が好きならとうぜん日経にしてしまうのですが。いまのところ朝日がそうなるのを待っているのですが、気配がありません。これじゃ海外に出てもこの上っ面だけのネット記事を読むのかと思うとウンザリです。姑息な方法で記事の一部を課金することもやってるようですが、そんなものでは駄目でしょう。新聞のハードコピーそのものを全部見られないと。だれかが産経が出来るというのですが、産経の記事はほんと売店で買って読んでいてもくたびれるのが多くていやだな、と思います。
いま、毎日、読売、朝日とみな非常に反小沢で増税賛成、関税障壁ゼロ賛成のようですが、大丈夫でしょうか。大変な間違いを犯している可能性はないのか、大マスコミ諸氏は横並びみな同じで安心しているようですが、わたくしは危ないと見ています。
近未来すらも読んでないのではないか、と不安を感じます。その点、なんとなく日経だけが慎重に慎重に世間の動きにつかず離れずなのはやはり経営がしっかりしてきたからに違いないと思いだしています。