水浸し作戦の明るい兆し?、復興にかけるエネルギー

21時00分記
夕方に陸上自衛隊の持っている特殊な放水車が水を原発にかけている画像を見ました。これは相当な迫力。見た瞬間に、これなら水浸し作戦は成功するのかな、と思ってしまいました。ここまで来たのだからぜひ成功して欲しい、と願っています。ともあれあちこちから自慢の放水車がやって来るらしいです。いっぽうで電源を運んできて、それぞれの原発の持っているモーターに電気を通してもしも動くのなら水を自前でだせるのだそうで、だんだんのぞみが出てきたような気がします。しかしのぞみといっても、燃料をじっくり冷やせるということなので、その後のピクチャーについてはまだ必ずしも鮮明ではありません。どこか別な場所にもっていって処理が出来るのなら、福島県民の焦眉が開くのでしょうが。いずれにせよ、原発事故以来、始めて可能性の端緒を見ました。

それと同時に被災地各地にでかけている現場のジャーナリストの報告がリアルになってきています。東北のひとたちの実像が、老いも若きも見えてきてつい目頭があつくなるような報告が多いです。
東北地方というと、口は重いが、人柄は最高で、誠実で実直というのが印象ですが、一方で意志強固の面もありますし、復興にかけるエネルギーはそのうちふつふつと湧いてくるに違いありません。
しかし、被災して避難している人たちが40万人もいるのです。そして死者行方不明が1万5千人になるのだそうです。このダメージは10年以内に回復するのは困難でしょう。日本中のひとたちの支援が必要に違いありません。神戸の時と違って沢山の町が被害になっているので、焦点を合わせるのが困難です。各県がカウンターパートの被災地を担当するスタイルをとるのだそうです。こちらのほうは原発と異なって、沢山の前向きのプランがあるので、いろいろ興味深い話が出てくるのでしょう。個人的な支援は、やはり義援金がベストなのだそうです。わたくしも毎日毎日義援金を出せる機会をつくり、それ以外にどこかぜひまとまった義援金をおくりたい場所を決めたいと思いました。

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