節約民族日本人、テレビのACのコマーシャル

聞くところによるとこの節約というのは日本人ほんとに才能ある民族らしい。
やはり方丈記の国で、さいごはものすごく簡素な生活になっても耐えられるようななにか気質か肉体か両方が日本人として生まれてしまうと身についてしまうのでしょうか。
東京ではどこもかしこも節約ムードで、それで停電をしないですむのだそうです。関西にいるとさっぱりそのあたりがわからないですね。
それだものだから、大阪府議会議長がこの大震災は大阪にとって天の恵みなどと、いってしまうのでしょう。議長がです。本当にこの地震が起こってよかった、といってしまったこの人これから残されて人生どう過ごすのでしょう。天の恵み、発言者ですから。でもめげないで、なにかいいことをすればいいのでしょう。
皆さん気になる、もちろんわたくしも気になるのが例のあのテレビコマーシャルです。自粛の一つなのか、俗悪というか普通のコマーシャルが消えてしまいました。それであの公共的なACと甲高い声で歌う世のためになるような短いスポットばかりになりました。でも甲高い声は消えました。手持ちがあんまりないので、同じものばかり見せられます。少年が妊婦さんに席を譲れなくて鬱屈していたのが、階段を苦労してあがるおばあさんを助けてほっとする、2,3回見るのならいいのですが、30分のあいだに10回くらい見せられ、次の日にもそれを見せられると、ほんとにこちらも鬱屈してしまいます。
もういいから、パチンコや競艇やあやしいコマーシャルを見せて欲しいとまで思ってしまいます。しかしそれじゃ自粛する日本人としていけないのでしょうね。でも一日中自粛する必要はないと思うのです。このAC広告、いつまで続くんでしょう。終わったときの反動がこわいような気もします。

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