深謝、消えた部分を送ってくれた方々へ

ありがとうございました。
消えた部分を親切にも送ってくれたかたがた、ほんと感謝です。

だんだん分かってきたことは今回のすべての被害の回復、もしくは原発などではこんごありうる被害と対策、どれをとっても10年内で決着できることはなにもない、というふうにおもうのです。

原発、どんなに急いでも数年は始末にかかる。しかもそれ以前にこの数日、数週間の期間で現状よりはるかに悪い可能性が出てくる可能性があるので、ことばは適切でないかもしれませんが、原発残存放射能との戦いは一瞬の油断もなく今後10年は続くということです。最低期間。その間、被爆から補償から、海外への信用もろもろがついてまわる。原発で貯蔵する放射性物質が、広島原爆の数千倍もあるときけばしかたない、とうなずけます。再処理にまわすとか、貯蔵とか、気の遠くなるような段取りを経ないといけません。

町の復興。あえて復興という言葉を使いたいです。
10年後の大船渡をどうする、気仙沼をどうする。大槌町をどうする。宮古をどうする。それに福島市などのように原発からの放射性物質が影響する町をどうする。これは全ニッポン人が喜んで協力する、助けたい、という意志表示があるかないかで、計画は著しくし違うでしょう。

でも10年、30年先を考え、かつこのひと月とかこの一年とか、その短い期間での活気のある再興も必要でしょう。

日本人はバラックを作る名人、だいたいアジアの民は短期のバラックづくりに才能があるので、短期で活気のある町を作り、背景に十年、百年を見据えた計画がほしいのです。
わたくし、ながいこと東北にいっていませんでしたが、世の中がおちついたら、ぜひ家族や友人とでかけて、たくさん「散財」させてもらいたいです。義援金も大切ですが、出かけて賑やかにする活気をだすのに協力する、これが大切でしょう。
長期計画だけの生活なんて、林業だけの生活みたいなもので、元気出ません。毎日のサカナ取りも,来月取れる野菜や果物もないと。それに日本酒も。

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